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ドイツ留学12週目

新年あけましておめでとうございます。Frohes Neues Jahr!!
昨年の10月よりドイツ留学がスタートし、それと同時にこのNoteの記事も毎週書いていますが早くも3ヶ月が経ちました。留学期間は今年の8月までとなるのでそこまでお付き合いいただけると幸いです。最後まで続けられるかわかりませんが…

さて今週の記事では年末にオーストリアに5日間旅行をしていたのでそれについて書こうと思います。ちなみにドイツとオーストリアは隣国でミュンヘンから電車で2時間弱以内で行くことができます。オーストリアはドイツとイタリアの間に位置しアルプス山脈が通っているので山岳地帯が多いです。ヨーロッパの中では日本での認知度は低い印象ですが首都のウィーンは有名だと思います。今回は5日間の行程を紹介します。



初日

初日はドイツとの国境の街Salzburg(ザルツブルク)に行きました。電車はAugsburgHbf~MünchenHbf~SalzburgHbfという流れで所要時間は2時間半ほどでした。駅名にHbfとついていますがこれはHauptbahnhofの略称で日本語で中央駅を意味します。日本では中央駅という概念がありませんが欧州では都市の中心駅(日本の東京駅や大阪駅のような駅)には現地語で中央駅を意味する名前がついていることが多いです。。
料金は18.65ユーロでBahn Cardと早割を併用しているので日本円で3000円ほどでした。イメージは大阪~名古屋を新幹線ではなくJRで行くのとほとんど変わらない所要時間と値段となります。(イメージしにくいですね…)
お昼過ぎにSalzburgに着いてからは旧市街とホーエンザルツブル城周辺の散策をし1日目は終了です。宿泊はカプセルホテルを利用しました。

Salzburg

2日目

2日目は早朝に出発し、Lienzという街に行きました。Lienzはオーストリア南部の小さな街です。電車はSalzburgHbf~Spittal-Millstättersee~Lienz in Osttirol Bahnhofという流れで所要時間は3時間半ほどでした。料金は9.90ユーロで早割によりかなり安く行くことができました。Lienzではアルペンスキーのワールドカップを観戦しました。アルペンスキーは日本でメジャーなスポーツではありませんが欧州で盛んに行われています。私はアルペンスキーの選手ではありませんが親の影響で小さい頃からスキーをする機会があり、一度見に行きたいと思っていたので今回の旅行で行くことにしました。

Ski Welt Cup in Lienz


2日目はこれで終わりで宿泊はせずに夜行列車(Nightjet)で首都のWienに向かいました。夜行列車は初めて利用しましたが結構しんどいです。一番安いタイプの6人がけの椅子タイプでを予約したのですが他の5人は当然知らない人で、しかもそのうちの4人は東南アジア系の観光客で大きいキャリーケースを4つ所持していて棚は占領されていてリュックを膝に置いたままで8時間弱の移動を一睡もできずに終えました。Nightjetはフルフラット、リクライニング可、リクライニング不可の3つのグレードがありますが当然グレードが高くなるほど値段も高くなります。ICEやICとの違いは車内が暗くなることと完全指定席だということです。個人的にはICEの自由席を2つ使える方が良いなという印象です。料金は54.90ユーロでした。

3日目

夜行列車でWienに8時に到着してとりあえずマクドナルドでコーヒーを飲んで目を覚ましてから市内の観光をしました。Wienは歩いてたらすぐに宮殿やら教会やらが見えるのでマップとかは特に使わず建物を目印に適当に散策しました。あとはレオポルド美術館に立ち寄って3日目を終えました。Wienではホステルに泊まりました。10人1部屋で2段ベットが5つある形態でした。ベットにカーテンが着いていたので割とプライベートは保たれていました。設備としてはシャワールームとトイレと洗面が一つずつある形で、最低限のものしかないのでご飯は外食するか、共同キッチンで自炊するかの二択でした。


Leopold Museum

4日目

3日目を一睡もできずに過ごしたのでこの日はお昼前までゆっくり寝てそれから3日目に回れなかった宮殿やら名所やらを回りました。この日はトラムやバスを使って移動しました。Wienは大都市ということもあり交通網がしっかりしている印象です。市内の交通機関を24時間乗り放題できるパスを購入して利用しました。24時間で8ユーロなのでトラムやバスを使って回りたい人にはおすすめです。ドイツもそうですがオーストリアも公共交通機関で改札はなく定期的に検札がされる仕組みです。打刻されたチケットやアプリで有効なチケットを所持しておく必要があります。Wienで検札されることはありませんでしたが仮に無賃乗車していてそれが判明するとかなりの金額を徴収されるのでしないようにしてください。

ドナウ川


最終日

最終日は午前中にWienの自然史博物館を訪れて午後の電車でドイツに戻りました。自然史博物館は化石、動植物の標本などが展示されていて、地球の起源や人類の起源など様々な歴史を知ることができます。すべての展示のキャプションがドイツ語と英語で書かれていたのでなんとか理解することができました。特別展示で北極についての展示がされていて北極の生態系や地球温暖化による影響などを知ることができました。そんなこんなで最終日は終わりでドイツに戻りました。帰りの電車はWienHbf~SalzburgHbf~MünchenHbfという流れです。料金は17.40ユーロでBahn Cardと早割を利用しています。所要時間は4時間ほどでした。

自然市博物館内


まとめ

留学してから初めて旅行に行きましたが直前に計画したのと年末ということもありホテルなどの値段は高いなと感じた。一方で移動の電車は割と安く済んだのかなという印象です。食事は外食のためある程度お金をかけないといけませんでしたがその中で唯一ケバブはコスパがいいのでおすすめです。3泊5日のタイトなスケジュールでしんどかったですが楽しかったのでまた旅行しようと思います。

年が明けて今は、来週から授業が再開するということもあり、またテストも近いので勉強モードに切り替えてという感じです。あと旅行しようにもお金がないのが現状です…
それでは今週は遅くなりましたが来週は日曜日に書こうと思います。それではまた来週Tschüss!!

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