三ツ木健

三ツ木健

最近の記事

中学入試

もう12歳の春の試練は全て終わった頃だろう。 みんな希望の中学に合格しただろうか。 私の場合は2校落ちた。 もう60年前の話だ。 あの日は大雪のあとだった。 試験会場まで寒い思いをしながら私鉄を乗り継ぎ、母親に手を引かれて行った。 教室の窓ガラスの結露が今でも記憶に生々しく残っている。 『もしこの学校に合格したら、通えるかどうか』と不安になる程、小学生の私には遠いところにある学校だった。 合格したのは1校のみ、大学の附属校で、中学へ入れば余程のことがない限り大学へ進学できる。

    • ジャニーズと宝塚

      近年の日本男児の身長が縮んだという新聞記事に接した。 170センチは175センチの私からしてみれば『ちょっと・・・』ということになる。 そうなると背の高さを競うバスケやバレーボールは日本人にとっては不利な球技だ。 競馬学校では身長を伸ばさないために食事制限をし、面接では両親の背の高さも調べると聞いた。 ジョッキーの声がなかなか声変わりしないのもそのせいだろう。 以前から不思議に思っていたことに、アノ事務所のタレントの背の低さがある。 今回騒がれている性被害は、きっと加害者が背

      • プチ当たり

        • 『風死す』を読んで

          丸山健二の風死すを清水の舞台から飛び降りて買い求めました。 77000円は痛かったのですが、遺作と聞いては黙っていられません。 早速梱包を解いて手にすると、意外に造りはしっかりしていてどっしり重く、読書は体力だ!と吠えました。 内容は相変わらずの晩年丸山節。 奇をてらったレイアウトというか、ノンブルがめちゃくちゃ字が小さい。 老眼が進んだ高齢者に優しくない。 文体も文字面も奇をてらい過ぎて数十ページでギブアップ。 超文学にはなかなかついていけませんでした。 文芸思潮の牧野出版

          田原氏の展開予想に驚愕

          有馬記念、取りましたか? 今年は桜花賞、皐月賞、春天皇賞と外し、この分だと前年の有馬から引きずった負けが続くと思った。 しかしながらオークス、ダービーと的中し、持ち直したところで夏季休養。 秋は秋華賞とエリザベス女王杯を外したが、菊と秋天JC、有馬と当て、なんとか勝ち越しに成功した。 特にJCと有馬はYouTubeの田原氏の展開予想が役だった。 いろいろなことがあった田原氏だが、年とともに丸くなり、予想も天才ジョッキー並みだ。 田原氏といえば、有馬でトウカイテイオーが勝った日

          田原氏の展開予想に驚愕

          競馬はロマンか博打か

          有馬記念が終わり、競馬もオフシーズンに入った。 もっとも商売上手なJRAは、明日もホープフルとかいう競馬を開催するらしいが、有馬=最後の競馬という、ロマン溢れる雰囲気をぶち壊している。 金杯は屠蘇気分の会社員が遊ぶ競馬だが、地方は3日から走る。 そうなるとJRAも黙っているわけにはいかず、元旦競馬などを企図するかもしれない。 馬キチはパチキチ同様にどこにでもいる。馬が走れば泣けなしの金を握って販売機に並ぶ。 ウマ依存症だ。防衛費増税を岸田が企てているが、いっそ毎日競馬を開催し

          競馬はロマンか博打か