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気分の凸凹を検証してみた 〜双極性障害だって働きたい 20

みなさん、こんにちは。
双極性障害2型+強迫性パーソナリティ障害のフツーの会社員、パピヨンです。

年明けから始まった抑うつ期がなかなか終わらない。もうそろそろ終わってくれないかなぁ〜。
疲れちゃったよ、パトラッシュ🐶

前回の記事の続き、双極性障害の診断がついてから、やっと現在までのことを回顧します。
↓↓

診断は慎重に

双極性障害の診断はとても難しいそうです。
決して軽い病気では無いということで、診断の後もしばらくは双極性障害の薬は使わずに、経過観察しました。

私はすぐに気分安定薬が処方されるのだと思っていました。
そうすれば、この自分の意思とは無関係にやってくる気分の凸凹も簡単に収まるのでは?!と考えていたのです。

しかし、主治医の考えは違いました。

「今は自分から病気について勉強したり“病識”がありますから、これでコントロール出来るならなるべく薬は使わずに行きましょう。難しくなったら投薬を考えればいいですから」

なるほど、そういうものなのね。
確かに薬が増えるのは喜ばしくは無い。
“抗不安薬と睡眠導入剤だけでコントロールできるか?”を先生と私で1年ほど検証してみました。


“抑うつ期”を観察する

私は女性なので、生理があります。
女性のみなさんは皆分かると思いますが、生理前は誰しも気分に“波”が出ます。
まずは、「生理周期と“抑うつ期”がリンクしていないか?」を自分なりに観察してみました。

結果としては、“ほぼ無関係”でした。
抑うつ期が始まるタイミングと生理周期は合ってないことが度々ありましたし、なにより抑うつ期はそんなに早く終わらない。
生理前の不安定は生理が始まってしまえば落ち着くはずですが、私の落ち込みは生理中も終わりませんでした。
短くても1ヶ月、だいたい3ヶ月以上は続きました。

男女問わず人間誰しも“テンションの低い日”はあります。
しかし、さすがに“3ヶ月テンション低い”は病的と言わざるを得ません。


軽躁状態は全然わからない!

軽躁状態も抑うつ期同様に自分で観察してみようと思いました。
ところが、これが全然分からない(笑)
抑うつ期はさすがに自覚できるのですが、軽躁状態は本当に自分では分からないんです。

私:「今は平常なんで判断できるんですけど〜」

主治医:「いや、今ちょっとテンション高いですよ」

私:「?!高いですか??フツーじゃないです?」

主治医:「えぇ、ちょっと…ちょっとテンション高いですよ、気付いてないですか?」

マジか…。
さすが8年観察してる主治医です。
全然私には分かりません。
これは非常にショックでした。

主治医いわく、「ご自身じゃ分からないと思いますよ。ひょっとしたら周りの人もわかる人とわからない人いるかもしれないですね。」


仲間にインタビュー

まずは1番頼りにしている妹に聞いてみました。
一緒には住んでいませんが、毎日のように連絡は取っていますし、病気のことも全部話せる間柄です。

「まぁ、キレやすいわな。昔から一度キレると手に負えない。怒らせないようにめっちゃ気をつけてるもん(笑)」

そうだったんかーい汗
易怒性(怒りっぽくなる)は、典型的な躁転です。DSM-5にも確かに書いてありました。

次は同僚。
男性上司たちは口を揃えて
「全然フツーだけどな」
と言ってくれました。

しかし、19年来の女性の同僚2人に同じ質問してみたところ
「確かに時々すっごい喋ってる時あるよね。別に迷惑とかじゃないよ?今は喋りたい時期なんだなぁ〜と思ってたわ(笑)おんなじ話、ぐるぐる喋ってるし放っといてたわ。あれって自分で気付いてなかったんだ〜なるほどね〜」

言ってよ〜汗
お前が良いヤツで本当に感謝してるぜっ。
でも次回から喋り過ぎてたら言ってくれ(笑)

“多弁”はもっとも典型的な躁転です。
でも本当に1ミリも本人自覚無いです…。


主治医の総評

自分での観察や周囲へのインタビュー結果を主治医にフィードバックしました。
約1年観察した結果、やはり年に2回程度“軽躁”が見られる、3ヶ月置きくらいに“抑うつ期”、後は軽度の抑うつが続いていることから、「双極性障害2型で間違いない」という総評に至りました。
また、特に“抑うつ期が重い”という判断から、気分安定薬ではなく抗精神病薬ラツーダ(ルラシドン)の処方になりました。

これでやっと現在に至ります。
8年間ずっと観察して診断をしてくださった主治医には、本当に感謝しています。
まだまだ治療半ばなので、もうすぐ9年目これからもお世話になります。
精神疾患って難しい。私のように長期間同じ主治医に診てもらわないと発見できないケースもあるようです。


続く

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