[詩]MONOKURO
そっと、目を閉じると
誰もいないモノクロの世界
ここには誰もいない
それが何だか寂しくもなるけど
僕にとっては愛おしい世界
そっと、目を開けると
誰かがいるカラフルな世界
そこにはあなたがいる
モノクロの僕はその一瞬の逢瀬で
カラフルな心を取り戻す
きっと、季節が移り変わるように
変わらないものなどない
ずっと、変わらないまま生きていようとは
今更、思っていない
モノクロの世界に
僕はいるべきではない
そう気づかせてくれたのは
他人からの陰口や
他人への嫉妬心ではなく
皆の笑顔だった
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