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留学することで変わったこと

今回は、アメリカに留学して自分の中で変わったな―と思うことについて書こうと思います。
今日は風邪ひいていたので、更新するの遅くなりました。

< 思考 >

思考というよりも、今までの当たり前に感謝することが増えたと思います。
まず、最初に、日本にいた友達への感謝の気持ちを感じました。
学校が始まって最初の一週間は、学校のシステムに戸惑ったし、気楽にしゃべれる友達も、すべて移動教室なのでなかなか作るのが難しくて、ランチを一人で食べている時は、一緒に弁当を食べてくれる友達や、気楽に話せる友達がいるって、安心することだったんだと思いました。
次は、家族への感謝の気持ちです。
ホストファミリーがご飯を作ってくれたり、ご飯屋さんに連れてってくれた時は、お返しに何かしようと思ったし、何かやっといて~と言われたときは、家では何かと反論することが多かったけど、住ませてもらってるんだからと思って、黙々とやりました。
思い返してみると、日本ではくだらないことで上げ足を取ったり、ご飯の時に、食べるだけ食べて、自室に戻ったり...やってくれてることは、同じなのに、いろいろなことを当たり前に捉えすぎていたなーと思います。
最後に、勉強することが決まっていることへの感謝です。(皮肉も込めて)
日本にいた時は、学校の課題とテスト勉強という、勉強することが決まっていたので、特に考えることなく黙々とやっていれば良かったですが、留学してからは、何を勉強するべきか分からなくなって、プログラミングに手を出してみたり、ビジネス講座を見てみたりと、日本にいた時少し興味のあったことの勉強をしてみたり...
将来のことを考える時間になったと言えば聞こえはいいですが、留学してなくてもできたこともあったと思います。逆に、学校で行われているボランティア活動にもっと参加してみればよかったかもと思うこともあります。
でも、この経験を総じて思ったことは、勉強は手段であって目的じゃなく、何か具体的な目的ができた時に、その目的を達成する武器を身に着けるために、一気に勉強することが大事なんだなと。目的もなく、ただ勉強することは、基本的に続かないことで、社会人が勉強時間が少ないのは、それが原因なのではないかなと。
だから、受験勉強においては大学合格という、明確な目標がありますが、合格した後は、新たに、勉強する目標、目的を探すというのが大切だなと思います。
この教訓を胸に、今年は受験勉強を頑張ろうと思います。

< 疑問 >

今までのことに疑問を持つことが多くなったと思います。日本にいた時は疑問にも思わずやっていたことが、日本特有の文化であったり、逆に、アメリカに対して抱いていたイメージがただのイメージだったり。そういう経験を通して、自分はただ自分の地域の中で、知らない間に固定概念に縛られていたんだなーと気づきました。
例えば、体育の前習え、授業前にみんなで挨拶するは日本だけの当たり前。アメリカでは、進路やカウンセラーの先生は担任の先生の他にいる。高校の教科は英語、数学、理科、社会、国語、音楽、美術、体育で分けられるものだけではないこと...とか。(全く日本にいた時は考えもしなかった)
確かに、大学に出て、社会に出たらいろんな価値観の人と出会って、考え方というのは変わっていくものだと思いますが、ここまで急に、自分の考え方を変えてくれる機会というのはそうないのではないかなーと思います。
留学行く前は、アメリカから帰ってくるとみんな一回り、二回り成長して、帰ってくるみたいなことを聞いて、嘘つけと思っていましたが、人間として何か高校で過ごしていた時よりも、成長したのではないかなーと感じます。
(学力は落ちてるかも?( ´∀` ))

< まとめ >

話は、少し変わりますが、アメリカでは、高校生は基本バイトをしています。また、アメリカでは、16歳から車の免許が取れます。私は、高校生の間は勉強に励んで、必要な知識を詰め込むことも大事だと思うので、バイトをすることを勧めるわけではありませんが、アメリカの高校生は、行動範囲が広く、学校以外のコミュニティと触れる機会が多いので、大人びている人が多い気がします。(逆に、悪い方向に行く人も多いかも?)
一長一短があるにしろ、日本の高校は、学校などの小さなコミュニティから出るということ機会を増やすといいのではと思いました。
でも、一つ言えることは、高校の勉強の量で言ったら、日本が圧倒的に多いし、高校生の時点では、能力値は日本人の方が優れているのではないかなと思います。特に、理数系の科目でいえば、絶対的に日本人の方がすごいし、
英語も、日本人が母国語として使えた場合、日本人の方が読解力があるのでは?と感じてしまいます。
だから、欧米に負けているのは、受験勉強のシステムが悪いからだ。とか言われますが、私は、その勉強が悪いのではなく、大学で差がつくのではないかと思います。日本では、大学合格がゴールみたいになっていますが、大学で学ぶことが大事であって、そこで最低限の単位を取るためだけに大学にいっていると、欧米の人に抜かれていってしまうのだと思います。

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