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新潟空き家問題と、空室問題

仕事柄、新潟市内をポスティングしに住宅街やアパート、マンションにお邪魔する機会がしばしばあって、今騒がれる「空き家問題」「賃貸空室問題」の現場を目の当たりにすることがある。
およそ30年〜40年前頃に分譲されたかつての「ニュータウン」は、皮肉にも年月を経て、それなりに経年した住宅でひしめいている。その中には明らかに空き家の住宅もあり、そこの一角は雑草やゴミ、ポストから朽ちて落ちた投函物などでよりどんよりとした雰囲気を漂わせる。

また、賃貸アパートやマンションは、真新しいところはそれなりに人が入っているものの、20年くらい経ったアパートは空室が目立ち、それよりも古いアパートだと、まるっきり人が入っていないものもあったりする。そして、また傍では新しい賃貸マンションが工事中だったりしてて、賃貸経営も、どんどんと減りゆく新規顧客の奪い合いが激化してますね。

明らかな人口減少の影響は、まずは地方から。私が生まれた富山の田舎は、保育園、小・中学も廃校(隣町に統合)になり、それはつまりコミュニティとして立ち行かなくなったということだ。
日本海側の政令都市といえど、地方は地方。新潟市も、人口流出と人口減少の真っ只中にあるし、そんな甘い話ではない。

片方で余りまくってる空き家や空室、需要と供給のバランスを考えたら、もっと両者がマッチする価格設定があるのではないかねぇ。
にもかかわらず地価って、そんなに安くなってるイメージありませんよね。土地や古家が活発に売買されてる感じが、無い。。リフォームしてお得に住まう若年層や子育て世帯の決断を阻む要因とは?!空き家問題解決の兆しとは?

てなことを考えながら、ポスティングに精を出したのでした。

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