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009 インドへの投資について

新NISAが来年から始まるため、投資先は全世界?S&P500?など多くの記事が散見されます。
 ここでは新興国の一つであるインドについて書きます。自分も小額ですがインド株へ投資しています。


1 インドへの投資とは

 新NISAが来年からはじまり、いろいろな投資商品が売り出されています。その中で新興国の一つであるインドについて色々出てきています。そこでこれから様々な角度から考察していきます。

2 インドの基礎資料

 まずはインドの基礎資料について確認します。(データは外務省のホームページから抜粋)
 1 人口 14億1,717万人(2022年時点で世界第2位)
 2 GDP 3兆3,851億ドル(2022年時点で世界第5位)
 3 GDP成長率 7.0%
 4 物価上昇率 5.02%(消費者物価指数)、-0.26%(卸売物価指数)
 5 主要貿易品目
   輸出 石油製品、宝石類、電気機器、一般機械、化学関連製品
   輸入 原油・石油製品、宝石類、電気機器、一般機械、化学関連製品
 6 総貿易額(2022年)(単位:百万ドル)
   輸出 405,059
   輸入 656,132

3 インドの魅力

 インドは2023年時点で人口は中国を抜き世界第1位となりました。また人口ピラミッドは20歳以下の人口が多い「富士山形」のため今後も人口が増えていくことが予想されています。
 GDPは世界第5位ですが成長率は7%であるため日本を含めて先進国をどんどん追い抜いていくことが予想されます。
 国政は民主主義をとり、株式市場も古くからあり程度資本主義制度も確立されてます。

4 今後のGDP

 ある記事について紹介します。

https://www.pwc.com/jp/ja/japan-knowledge/archive/assets/pdf/world-in-2050-february-2015.pdf

2022年と2050年(予想)のGDP比較

リンク先の記事にて2050年のGDPの予想値が書かれていたためIMFが発表している2022年の値と比較してみます。一番上昇率を計算しました。
各国の中でインドが一番上昇しています。もちろん27年後の未来を考えることは難しく投資の根拠とするのはとても難しいです。しかしインドはそれだけ現時点でポテンシャルを持っている国とも言えます。

5 インドへの投資方法

 そのインドへの投資は魅力的ではありますが投資するとなるとどのような手段があるか考察します。

(1)ETFによる投資

  証券コード 1678 「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信」は東京証券取引所で取引できる唯一のETFです。;

(2)投資信託による購入

 ・大和-iFreeNEXT インド株インデックス
 ・SBI-SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
 ・au-auAM Nifty50インド株ファンド
などがあります。ほかにも多くのファンドがありますが信託報酬が高いため購入には注意が必要です。

6 注意点

 インドは日本でも投資信託やETFも出てきて投資しやすくなってきていますが以下の点に気を付けなければなりません。
 1 投資商品が少ない
  日本や先進国と異なり投資商品が少ないです。そのため各投資商品との
 比較も中々できない状況です。
 2 信託報酬・手数料が高い
  日本からあまり投資されていない国のため手数料が高めになっております。米国株インデックスの5倍くらいかかります。
 3 インド国内の情勢が見えずらい
  インドについてのニュースを中々見る機会はありません。アメリカ、ウクライナ、イラクなどのニュースは聞いてもインドについてのニュースは大きいものでないとニュースになることはありません。自ら調べたりしないとわからないことが多いです。

7 まとめ

 インドは魅力的な国ではあるのと同時に手数料の高さ、インド国内の情勢が見えずらい等があります。現在も自分は投資中ですので注視しながら投資していきます。







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