【詩】上弦の月
色んなことが上手く行かなった頃
踏んだり蹴ったりな有様で
傷つき擦り切れ疲れ果て
押し込めた心 麻痺させた感情
生きたい思いを見失いながら
自分を保っているだけで精一杯だった
受話器から聞こえる君の声
感じる落ち着きと安心感
その声に慰められ癒されて
ほんの少しだけエネルギー充電
過酷な日々の中の貴重な命綱は
闇夜を照らす月の光のようだった
半円形を描く上弦の月
強く引き絞った弦を離せば
光は矢となって飛んで行くよ
放たれた光が君の心を射抜く時
乗り越えて存在する思いが届けばいい
この人生、精一杯楽しんで生きるよ、と
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