イーナーホ

イーナーホ

最近の記事

こっそり会議

 このあたりの八重桜はやけに濃いピンクだ。 今年は特に濃い気がする。 そういえば先に咲いていた桜は、 今年はやけに白かった。 土の中で、ピンクの配合を、互いに調整したんだろかなぁ。

    • 余白をください

      5歳の息子が、なにやら子ども向けのタブレットパソコンのようなもので、 つんつんと文字を入力している。 最近ひらがながすこし読めるので、書くことも気になるらしい。 「きょ う りゅ う と ゆ き の す べ り だ い を す べ り た い」 とか、一文字一文字を声出ししながらつんつんと入力している。 18歳の娘が 「スペースっ、てとこ、押してごらんよ」とキーボードの使い方を教えてあげていると、 「すぺーすって、どういうこと? いっぱいじがかけるっていうこと?」

      • 長い間~待たせてご~めん~

        とある方の作品を読んだ。 「結婚の決め手はなんだったのか」 というテーマだった。 妙にそのテーマに引っ掛かり、 3度の結婚をした私は、何を書けるだろうと思った。 最初の結婚から約20年経っている。 私が聞かれたとしたら、 こう答える。 (1回目のとき) なーーーーーーんにも、わかっていなかった。 自分の脱線により、破壊をもたらしたのだけれど、 その破壊によって、私たちがまったく夫婦というか、パートナーとしてどんなに浅い関係だったのかを、 思い知ることとなる。 (2回目

        • 違和感のある話

          「マスオさんはああ見えて、 元カノが10人いるらしい」 by 18歳娘より提供ネタ (エピソード) 我が家ではなぜか5歳の息子がサザエさんにはまっていて、 なぜか毎週録画することになっている。 なぜかちびまる子ちゃんは、大笑いしながら見るくせに、 録画はしなくてよい、という。 日曜日の夜なんだ、を味わうためのとっておきの番組だけど、 最近は息子リクエストにより、なかば強制的に毎日リピートで流されるので、もはや曜日が麻痺してくる。 内容も展開も覚えてしまい、大人たちは

        こっそり会議

          ゲンキがあれば~、なんでもできる~

          夢、かなえたい夢、夢…、夢とは! ない・・・ ない・・・ ないよ?!!!?! もう、人生折り返し中ではあるし、 たぶん結構満たされてるという、ありがたい状況なんだろう。 逆算してみようか。なんかひらめくかも。 (80歳) 可愛いイカしたおばあちゃんに仕上がっている (70歳) その手前くらいの可愛い洒落けのあるおばあちゃんに仕上がっている (60歳) 古民家をリフォームした快適な一軒家へ移り住む 水回りだけは最新の設備で、自分で掃除してくれるやつにしよう! 仕事は

          ゲンキがあれば~、なんでもできる~

          ウィスキー~が、お好きでしょ~~~

          1.8リットル約800円の酸化防止剤無添加の白ワイン これが私の晩ごはんタイムのパートナーの大半を占めている。 1.8リットルを抱き抱えてキッチンに立っていたら、みんなに可愛いと言ってもらえた。 小さな「つよいこグラス」に、2.5杯が平日はちょうどいい いい気分でも、なんとか家事ができる。 3杯いくと、もう家事なんてなんにもしたくない。 週末は3杯のむ。 社会でかぶっていた、イイ人モードの仮面がぽろぽろと剥がれ落ち、 たぶん自分がいちばん本当はなりたい自分に辿り

          ウィスキー~が、お好きでしょ~~~

          パイセン

          スーパーで買い物を終え、屋上駐車場に向かうエレベーター 5歳の息子といたのだが、60から70歳代くらいの一人の女性とちょうど乗り合わせる感じになった。 息子はエレベーターのボタンを押すのが好きなので、先にたたっと乗りこんで開けるボタンを押して待ち、その女性も中に入った。 その女性はやわらかい眼差しで息子を眺め、 「このくらいの子って、本当にかわいらしいわね、、、」 「忙しくて大変な時期かもしれないけど、、、」 そんなやわらかい会話をひとことふたこと交わし、 エレベータ

          to W

          自分がヒリヒリしていた時代に、ロックオンしていた歌というのは、 何年経った今でも、きゅうに無性に欲することがある。 そんなこんなで、何曲か聞いていた。 あ~~~。刺さるわぁ~~~。 そのうち、ふと思い出して、Bank Band の「to U」という曲を聞いた。 フェスの2010年の映像だったけど、 シチュエーションと、サリュさんの声と桜井さんの声で、 心も頭のなかも、じゃぶじゃぶじゃーじゃー洗われた。 あ~わたし、透き通ったんちゃうか。 こんなきれいな曲が、久

          家族写真-2-

          どうしても残しておきたい 今を切り取って残しておきたい 写真館で、シャッターを切ってもらいたい なぜか最近そんな気持ちがやけに沸き起こるようになった。 私には18歳の娘と、5歳の息子、夫 という家族がある。 夫とは再婚で40歳で息子を授かった。 娘はいわゆる私の連れ子、になる。 娘のことは、私が未熟だったばかりに、小さな頃からさんざん振り回してきてしまった。約10年間のシングルマザー生活、 それでも一緒にいてくれた。 今の夫は、本当に不思議な人で、 私の全部を受け入れ

          ぼかぁ~しあわせだなぁ~

          合わせ鏡のよう。 その時の自分が、その時の自分に合うパートナーを引き寄せて、自分で選択している。 振り返ってみれば、深くうなずくしかない。 自分が根本的に健康(思考とか心の状態が健康という意味合い)でいられてはじめて、 人を大切にすることができる。自分の中に沸いてくる、今までとは違うあったかいものに、 はじめて気づかされる。 今までいかに自分がひとりよがりだったかを思い知る。 三度の結婚を経験しているが、 今の自分の内側をけっこう気に入っている。 よって、いとおし

          ぼかぁ~しあわせだなぁ~

          まもりたもう

          昨日から熱が出た5歳の息子。 今日は父ちゃんが1日お世話やらなんやらしてくれて、 母ちゃんは労働に行った。 夜眠りにつく頃、 布団にころころ転がりながら、 5歳の彼はつぶやいた。 「あのしゃぁ~、あしたはさぁ~、 どっちが○○○(彼の名)のことを まもってくれるの?」 ?!!!?!!! 父ちゃん母ちゃん、はっとして顔を見合わせた。 まもっている、まもっている、 君をまもっていくよ!!

          まもりたもう

          川で洗濯

          美味しい食べ物を迷うとか、大好きな服を迷うとかは、 楽しくて幸せな選択だけれど、 そういう感覚に限りなく近い、どっちも捨てがたい、迷っちゃうな~みたいな人生の選択って、 今まであっただろうか。 いわゆる窮地に立たされて、それを解決するがために、己が向かう方向を選択する、 そんな選択ばかりだったような気もする。 だけど、今の自分を、けっこう好きだなぁと思えているのだから、 よしとしようか。 だけど、まぁ、せっかくだから、 わくわく、どっちを選ぼう、 こっちも楽しそう、いや

          シーズン2

          18歳の女子高生が家庭裁判所に電話をかける。 文字にすれば、とんでもないことが起きているみたいだ。 だけど、これは我が家、娘にとっては、シーズン2のはじまりなのだ。 私は娘が幼い頃に、離婚をし、まぁかなり揉めてしまい、 結果、娘の親権は父親に、 養育権は、私がもらうことができ、 毎月娘と父親が会える時間を必ず作る、という約束を続けてきた。 戸籍上は父親側に入り、娘は名字も変えないことも条件だったので、 私と娘は、十数年、名字の違う母子としてやってきた。 戸籍と名字

          沸点

          思いがまったく通じていないとき。 大切な人が、どうもよからぬ方向でくすぶってんな、と思うとき。 当事者ではなく離れて見てるからこそ、見えてくるものがあって、 なので、 嫌われようとなんだろうと、あーだこーだ言ってしまう。 人生のパートナーがさ、必死に伝えようとした時くらいはさ、 耳を傾けてくれたら、嬉しいんだけれど、 聞く耳を持ってもらえないのは、 私がまだ彼にとってそれほどの人間には仕上がってないんだろう、 という淋しい苛立ち。 彼の人生だから放っておけばいいのか

          あ~~~なんて~素敵な日だ~

          声の種類、曲調、歌詞、画面からしか受け止められないのに、その人から溢れでちゃう魅力 そういうものに、何度も救われてきた気がする。 内側から沸き上がるような、活力とか、 洗い流されるような清々しさとか、 エンターテイメントに合掌。 歌うこと、踊ること、 何かを呼びさまされるような原点。 あぁ、なんて素敵な日だ。 心の芯が、なんか熱い。

          あ~~~なんて~素敵な日だ~

          非○民→やや○民へ

          18歳を迎えた我が家のJKが、 初めての選挙投票が楽しみ!だとか言う。 なんか近代はすごい進んでいるのか、 自分が世の中がどうなったらいいなとか、そういう考えをチャート式? で進めていくと、 あてはまる党だか議員さんに辿り着く、というシステムがあるらしい。 こんなことを考えている、キラキラまぶしい娘を産んだのは私だが、 私が紙切れをボックスに入れにいくようになったのは、 つい最近になってからだ。 今のダンナさまが、 「行きたくないよう」 と逃げ回る私の首ねっこを掴ん

          非○民→やや○民へ