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Well-Beingな生き方②

人間関係で困った なぜWell-Beingを意識するようになったか

ご覧くださいありがとうございます
さて前回は自己紹介をさせていただき、現状職場での自分のマネジメントの迷いなどお話させていただきました。
 まだまだ分からなことだらけと、人間関係で悩んでいますが今後もWell-Beingを意識することで解決に向け努力します。
 私がWell-Beingを意識するきっかけは大きく二つです

  1. 職場の人間関係の悪さ

  2. 母親が認知症になった

以上の2項目ですが今回は2の母親の事についてお話させていただきます

突然警察から電話

初めに私と母親の関係性について、少しお話させていただきたいと思います。子供の頃から両親とはあまり良好な関係ではありませんでした。その理由として、両親は仲が悪く常に夫婦喧嘩が絶えない関係でした。その状況を見かねた祖父母が特に父親とは関係性がかなり悪く、口論ばかり。母親とも金銭面でトラブルがあり、同居することは難しく、自分が結婚を機に家を離れ、妹も結婚し家を出たため、結果として母親は一人暮らしになりました。母親と父親は子供の頃から喧嘩が絶えず、その状況を見るのが嫌で、ほぼ祖父母の家にいる状態でした。妹もその環境の影響か20歳の時にうつ病を発症し、今でも気分の浮き沈みが激しい状態です。

喧嘩する相手がいなくなって母親も穏やかになっていきました。母親は以前は社交的で、日本舞踊やマレットゴルフを楽しんでおり、仕事もしていましたが、コロナ禍で特にワクチン接種後に腰痛を訴えるようになり、外出も控えるようになりました。私の住居と実家は歩いて10分ほどの距離なので、一人暮らしの母親の顔を毎日見に行くことはしていましたが、ある日見知らぬ番号から電話がかかってきました。誰かな? 下三桁110 え? 警察?恐る恐る電話に出て要件を確認すると、母親が車で出かけてどこに車を置いたかわからなくなり、迷子になって保護されたとのことでした。いろいろ振り返ると最近の母親の動向におかしいことが多々あったので、認知症検査を受けてもらったところ、アルツハイマー型認知症と診断されました。車はもう取り上げることにしたのですが、母親はそれに抵抗しましたが、警察から認知症とわかっていて運転させることは犯罪的だと何度も言われたため、車を処分しました。

田舎ですので車に乗れなくなることは自由を奪うことにもなるので心苦しさは残りますね。その後は病気の進行が早く、自炊ができなくなり、紙おむつが必要になり、介護状態になっていきましたが、幸いなことに民生委員の方が地域包括支援センターに連絡していただき、ケアマネジャーに相談できる環境が早めに整いました。介護するのは想像以上に大変で、毎日おむつ交換や食事の世話が必要ですが、突然徘徊することもあり、最終的に介護度4になってしまいました。
この状況がいつまでも続くかと思うと、金銭的な面も含めとても不安になりました。母親の口座を確認したら毎月赤字で貯金が0状態で、年金も月には7万円少しで、更に不安になりました。しかし、このままでは介護休暇を使っても仕事に支障がでるし収入にも影響がでることが悩みでした。
 しかし私は運がよく母親も一人暮らしでしたので、
タイミングよくロングステイで預かってくれる所が見つかり、費用もなんとか生活していける金額だったので、お願いすることになりました。ただ同居できないや、介護を自分でしてあげられない後ろめたさが今でもあります。とにかく認知症になってしまう前に何か出来なかっただろうか、後悔の気持ちでいっぱいになりました。
 そんな時知人からWell-Beingという概念を教わったのですが、これだって思いましたね。自分一人健康で健康でも、社会的にWell-Beingでないと、幸せな気持ちにはなれない、Well-Beingを勉強したいと思う様になったのでした。 これから高齢化や介護離職が増えるリスクは高まっています。
自分には何ができるか考えて行きます。




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