『すき』の再認識。

※個人的感想、語りです※


『超!弱虫ペダル展』に行ってきた。
迷ってたけど、行ってきて本当に良かったなぁと今、噛み締めながら打ってます。。
改めて、この作品に出逢えてしあわせだったなって。

小野田くんが総北高校自転車競技部に入部した1年生の頃から、時系列順に展示された、渡辺先生の原画。

寄りに寄ってじっくり眺めてみると、臨場感を出すための細かな線、流れる汗、鮮やかな水彩?の色使い、、たった1枚1ページ描くのに、どれだけの労力が、時間がかかっているんだろうかと震えました。

1年目はやっぱりみんなのお顔もどことなく幼くて可愛らしさがあって、なんだか親戚のおばさん気分?でうふふと眺めつつ、
それでも1年目IHに入ると、あの独特の緊張感、熱気を思い出して熱くなり..
ひとりで何度も、ぐっときてしまいました。

特に印象に残った展示が、意外にも御堂筋くんの展示でした。幼い御堂筋くんと、お母さんとのやりとり。想像以上にぽろぽろきてしまって。
「なにがあっても前に進むんやで。」ってお母さんのことば、御堂筋くんにとって絶対手放したくない約束でもあり、もしかしたら呪いでもあるのかもなぁってふと思った。

御堂筋くんを見てると、大丈夫かなってわたしも思う時がある。
推しへのメッセージを公開してるコーナーで、御堂筋くんへ、『自由であってほしい』みたいにコメントされてる方がいて、激しく同意してしまいました。こんなふうに心配するの、御堂筋くんからはキモッて言われちゃいそうだけど..笑。

それから、ペダルはどのキャラのことばも大好きなものばっかりだけど、今のじぶんに刺さったのが、巻ちゃんだったことにもびっくり。

『オレはオレを自転車でしか表現できねェ
だからペダルを回す
おめェはどうだ
やりたいこと残ってんならつべこべ言わずに
回すしかないっショ?』

かっこよすぎるやろ巻ちゃん.....
自分が表現をお仕事にしたくてもがいていて、
でもなかなか思い通りにいかない現実にもやもやしてひとり落ち込んで逃げ回ってる自覚があるからこそ、
いま、グサッときたのかも。
ありがとう、巻ちゃん。自信なんて無いけど、自分なりにやってみる。

平日だから割と余裕を持って、味わって1枚ずつみれて大満足。
ひとりで食い入るように立ち止まって見つめるひと、お友達と語り合いながらまわるひと、止まらない愛をずっと語っているひと。。
ここにきているひとたちもみんな、ペダルが大好きなんだよなって思うと、勝手に嬉しくなった。

改めて、スキの再認識。
これからの人生も、弱虫ペダルと一緒に生きていきたい。

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