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つながりのための勇気




こんにちは
パートナーシップ育児専門助産師
ゆゆです。


私は、助産師として、
たくさんのママ達に、
子育ては1人ではできないから、
たくさんの人に助けてもらってね
そう話しています。


でも、家族以外の助けを求める人は
とても少ないです。


皆さんはどうですか?



私には、助けを受け入れることについて、
苦い思い出があるんです。


今日はそれについて
ちょっとお話しさせて下さい。



実は私は以前、子供たちが1歳ちょっとまで
夫の仕事でロンドンに駐在していたんです。

ロンドンでの駐在生活中は
もちろん、身近に頼れる親族はいません
でも、日本人の駐在ママさんやロンドン在住の日本人ママさん達とピクニックをしたりして、
とても仲良くしてもらい
充実した毎日を送ることができていました。



そんな時、私も子供たちもひどい風邪をひいてしまい、数日間寝込むことに



そんな時、それを知った、
ご近所のママ友さんが、
「大変でしょう、食事を作って届けますよ」
と申し出てくれました



でも、その時の私は、
家族以外の人から助けを受けることは、
相手にとって迷惑になる
他人に迷惑をかけてはいけない


そんな強い強い思い込みを抱いていたので、
大丈夫です。何とかなりそう」と、
せっかくの申し出を断ってしまいました。



この思い込みは、日本ではよくある考え方、
他の人に迷惑をかけてはいけないという信念が
日本にはつよくありますよね。



風邪をひいて寝込んでいて、
すっぴんだし、パジャマだし、
こんな姿で食事を受ける取ることなんてできない、そんなふうに思ってしまったんです

弱さは見せてはいけないと思い込んでいました。



本当は、すごく嬉しくて、
食事を作って欲しかったのに…
なぜか、かたくなにいけないことだと
思い込んでいたんです。



今その時のことを振り返ると、
私は、他の人からの助けを受け入れることは
迷惑をかけること
自分の弱さを見せることだと
思っていたんですね。


自分が困っているときに
他の人の手を借りることに、
強い罪悪感と同時に、
自分ができない人間だと認めるような気がして
できなかった




今でも考えるんです。
あの時、あの申し入れを受け入れていたらと。



私は自分が罪悪感や自分はできない人間なんだと感じたくないために断ってしまった。
でも、そもそも罪悪感を感じたり、
自己価値を下げる必要なんてないのに…



他の人からの助けを受け入れ、
自分の弱さを受け入れることが、
実際には強さや勇気の表れなんです
誰かに助けてもらうことがあっても
ダメな人間なんかじゃないんです。



他の人に支えてもらうことは、
人間関係を豊かにし、
成長するための機会


今のわたしは、他の人に頼ることは、
良いつながりを持つこと、
お互いに支え合う手段となることを
しっています。


そして、それは私たちを孤立感から解放して、
私たちは、大きなつながりの中で生きていると
感じることができるということなんです。





今でも、あの時の提案を受け入れていたら、
つながりができていたのではないか、
そんなふうに思い、後悔してしまうんです。


その提案を受け入れていたら、
もっと深いつながりを築く機会があったかもしれないと…





他の人からの助けを受け取ることは、
自分を受け入れ、
新たな人間関係を築くための一歩であり、
私たちは強さを示すだけでなくて、
お互いに支え合い、
心豊かなつながりを築くことができる





とはいえ、助けを受け入れることの大切さ知った今でもなかなか受け入れられない時もあります



私は良いつながりの中で生きていきたい
だから、そのためには、
助けを受け入れることを
勇気を持って、チャレンジしていきたい
そう思っています。



皆さんはどうですか?




もし誰かが助けてくれようとしていたら、
それは、つながりの始まりであることを
思い出して、
勇気を持って、受け入れてみてください。


それは、友達だけではなく、
家族に対しても。









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