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スマブラステージ【BC.66000000.小惑星】

恐竜時代末期に落下した巨大隕石のスマブラステージです。

 チクシュルーブ衝突体は6600万年前に、現在のメキシコ、ユカタン半島北部に落下した小惑星です。その直径は10km以上で、それまで地球に落下した天体の中で最大級のものでした。

 この天体の落下により、地球を一周するような巨大な津波が起こり、直径160km、深さ20kmのクレーターを作り、クレーターは溶けた岩石で満たされて、膨大な硫黄と二酸化炭素が噴出しました。巻き上げられた煤と硫黄ガスが数年の間太陽光を遮り、植物が育たなくなり、また、酸性雨により海の酸化によって、それまでの生態系は破壊されました。

 この衝突が引き金となって、大量絶滅(K-Pg境界)が発生し、生物種の75%が絶滅し、恐竜はこの時に絶滅したと考えられています。

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