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コロナと取捨選択とエンタメ

約1年前から、現在(令和3年2月)まで世の中を苦しめるコロナウイルス。

運よく、私自身も私の身の回りの方々も、罹患することなくこの1年を乗り切ってきた。

ただし、日本中・世界中の人々が大小関わらず様々な変化に追いやられたことは言うまでもない。


そんな中で私たちは、本来する必要のなかった“取捨選択”を強制的に行わされているように感じます。
それは国のトップの考える政治的な選択から、私個人の生活における選択まで、多種多様な姿をしている。


私個人の話となると、「友人の取捨選択」が半自動的に行われたように感じる。
年末の忘年会に互いに参加しいただけの学生時代の友人や、飲み会の数合わせにだけ誘ってくるだけの友人と、このコロナの影響で疎遠になったし、もしかしたら、この騒動が収まったとしても一生会わないかもしれない。

いつか捨てるものを、ちょっと早く捨てたような間隔であるが、そういった小さなストレスが重なり、どんよりとした空気が世の中に蔓延しているように感じる。


そんな中、救いとなってくれているのが“エンタメ”だなと、つくづく痛感している。
特に私の場合は、ラジオとマンガ。
この2つのおかげで、退屈ってやつらとは適切な距離感を保たせていただいている。

ラジオはいつも変わらない姿を僕たちに見せてくれる。
安心と笑いをいつも頂いている。
また特大のおうち時間ができたおかげ、大量の漫画を読み返している。
久しぶりに一気読みするBLEACHやアイシールド21は格別だ。


さらにありがたいことに、こういった世の中になってから、“配信ライブ”が増えたことだ。
これまで「会場がとおい」とか「平日は仕事が...」といった理由で中々拝見することのできなかったライブも、生配信やアーカイブで閲覧することができる。
これが、本当に有難い。
(先日の“マヂカルラブリーno寄席”もアーカイブで見れました、最高でした。)

配信を実行してくれる、芸人さんや歌手の皆さん、配信というシステムを発明した頭のいい人たちに感謝しかない。


コロナウイルスの影響で捨てたものがたくさんあった。
なかには捨てざるを得ないものもあっただろう。
ただこの機会に新しく拾うことができたものもあったような気がする。
気がするだけじゃなきゃいいなと思うけども。


結局は早くコロナ落ち着けって話なんだけど、もうしばらく付き合わなきゃいけないのかなとも覚悟してる。

コロナを捨てる選択肢がいつか来てくれるのをただ待つ。

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