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映画『ラスト・クリスマス』

夜に映画をあまり観ないようにしてるのだけど、昨日はなんとなくぽっかり2時間時間が出来たのでU-NEXTで映画を観ました。季節はちょっと早いけど、ワム!の「ラストクリスマス」に着想を得て作られたというこちらの作品。全編ジョージ・マイケルの曲が流れる、という触れ込みにつられて観てみることにしたのです。

主人公は写真に映ってる二人。ケイト(エミリア・クラーク)とトム(ヘンリー・ゴールディング)。 脚本を手がけたのはエマ・トンプソン。ケイトの母として出演もしています。私は観終わったあとに調べてこの作品の脚本がエマ・トンプソンだったと知りましたが、作品の冒頭にエマ・トンプソンが出てきた時点で「あっ、この映画は良い作品かも」という予感がありました。

前に『いつか晴れた日に』という映画の感想を書きましたが(上にあげたのがそれ)、その作品でエマ・トンプソンは脚本を書き、主演もつとめています。才媛の代表、といった感じの女性です。また、イギリスの女優さんといえばこの人、という俳優さんでもあります。前はよく彼女が出演してる作品を観てたんだけど、最近はあまり作品をチェックしてなかったのでこれを機にまた観てみようかな!

クリスマスショップでエルフの衣装に身を包んで働くケイトはブリジット・ジョーンズを彷彿とさせるいろいろとダメで何もかもうまくいかないドジっ子女子。そんなケイトがある日不思議な青年トムと出会うのだが…。で、それからよくありがちなストーリーが展開されてゆくのかな?と思ったらここからが違った…!そして「ラストクリスマス」の曲に確かに着想を得たんだな、というお話。ネタバレになるのであらすじはここには書きませんが。

いろいろ前情報もなく、期待感も特になくさらっと観始めた作品が良い作品だったりすると嬉しくなりますが、この作品、海外での評価はいまひとつだった模様。しかし音楽にしても映画にしても評論家の言うことはアテにならないので私は参考にしないです。観たい映画は人の評価に頼らず自分のカンで決められるし(ただ、星5つのうち2つしかついてない作品はやはり避けます(笑)、自分が映画を観てどう思ったかも自分だけの大事な宝物なので人がどう言おうと気にしません。

ということで何が言いたいかというと、この作品はとても良かった!ということ。登場人物がある言葉を教えてくれるのですが、その言葉が素晴らしくて、涙を流しながら書き留めた私でありました。これはおそらくエマ・トンプソンがこの映画を通して伝えたかったことなんだろうと思います。

この言葉だけは自分の備忘録として書き留めておきたいので、ちょっと書かせていただきます。もしこの映画をこれから観る人がいたらここから下は読まないでね!↓

予告編を挟みつつ…


てことで再生をストップしてでも書き留めたかった言葉はこちら。

"日常の小さな行動がその人の人格を作る"

至言…!本当にその通りだと思う。人の見ていないところでする小さなその行動の積み重ねがその人を作る。人の見ているところだけええかっこしいしてもダメなのだよ(*-ω-)ウンウン

ということで映画『ラスト・クリスマス』の感想でした!

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