例によってU-NEXTで観た映画の覚え書き。『バービー』を観て以来ファンになったグレタ・ガーウィグ監督とマーゴット・ロビー関連の作品を立て続けに観ました。

・レディバード
こちらは『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督作品。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』と同じくシアーシャ・ローナンが主人公を演じていて、ティモシー・シャラメもまた両方の作品に出演しています。

女性が監督する作品で描かれる女性って現実的で等身大でとても良いなあ～と思います。特にこの作品は自伝的要素もあるらしいので余計そういう感じがするのかも？聡明な女の子だけど自分の身勝手さに自分で手を焼いているような…若さゆえの周りの見えなさ・痛さみたいなのを描いていてとっても良かったです。

・ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

マーゴット・ロビー主演。この作品は何かのシリーズものらしい、という認識はあったけど、その設定を全然知らなかったので上映時は全く観に行く気がありませんでした。そもそもマーベルだと思ってたし(と思いきやこの作品はDC。マーベルのは『アイアンマン』ぐらいしか観てない…！)。でも『バービー』ですっかりマーゴット・ロビーのファンになったことで、キャラ設定とかよくわかんないけどまあいっか！と思って観てみることに。そしたら最初の方にざっくりとそれまでに至る流れについての説明があったので前の作品を観てなくてもだいたい内容はつかめました。

そしてそしてマーゴット・ロビー！キレイなお顔にわざわざ白塗りのバカ殿みたいなメイクをほどこし、ぶっ飛んだ衣装と髪型と派手なアクションでトンデモキャラのハーレイ・クインになりきってて最高！！振り切った演技にますますファンになりました。美人さんなんだけど口がおっきいので表情がすごーく豊かなんですよね。そこが彼女の最大の魅力な気がします。

・ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
これまた調子にのってハーレイ・クイン見たさに観た作品なんだけど、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』と違ってかなり人を選ぶ作品かと思います。暴力描写もえげつないし、ネズミが苦手な人、エイリアン的なのが苦手な人もアウトかも。そしてお話の展開もイマイチでついつい早送りしてしまいました…！倍速視聴はNG派なんだけどあまりにひどくってwしかし、ハーレイ・クインは相変わらずキュートだし、最後まで観れば物語も実は良く出来てるとわかるので、途中で諦めずに観るのをおすすめします！

・バビロン
最後はこちら。3時間の大作、『バビロン』！

この作品もまた観る人を選ぶ作品。マーゴット・ロビーを好きな人なら観てもいいかもしれないけど、私には少々やり過ぎ&時間的に長過ぎる作品だと思いました。絵的に少々ひどいシーンもあるしwなので自分的には無理して映画館まで行かなくて良かったな、という作品。とは言えこの作品はサイレント映画からトーキーへの過渡期に映画製作にたずさわった人たちの野心や情熱などを描いていて、映画そのものへの愛はすごーく感じるものになっています。その辺は良かったです。