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2022年12月31日号

(コンテンツ)
1.テクノの名盤
2.世界の窓
3.ジャズの名盤
4.編集後記

・前回の配信、長すぎたかな?と思っていたけど、ある読者の方から、「長いことないよ、もっと読み応えがあってもいいくらいだ」みたいなご意見を頂いたので、今回も、ガンガン書きたいと思っている。

1.テクノの名盤

LOVE BEAT / 砂原良徳(1999年)

前回がデトロイト・テクノだったので、日本のテクノをご紹介する。今回は、砂原良徳さんのラブビートだよ。

砂原良徳さん、って何者?

元、電気グルーヴのメンバーで、「まりん」と呼ばれてた。今は、あるテクノユニットに入って活動中らしい。

電気のメンバーだったんだね。

実は、それ以前もソロアルバムは出してたんだが、まりんが電気グルーヴをやめてから、初めて出したソロアルバムがラブビートだ。たぶん、まりんこと、砂原良徳さん的にも、気合が入ったに違いない。まさに、素晴らしいアルバムに仕上がっている。

やめてから、初めてなら、気合入りそうだね。

このラブビートは、2021年にリマスターが出た。人気のほどがわかるでしょ。

人気があるね・・・、これは期待できそうだ。

実は、このリマスター版は、Apple Musicでは、CDより音質のいい「ハイレゾロスレス」で配信されててね。ハイレゾ対応のスマホとハイレゾ対応のイヤホンがあれば、CD音質よりもいい音で聴けるんだ。ボクは持ってるんで、音超良くてウハウハ状態(笑)

羨ましいな。

ちなみに、電気グルーヴは、4枚めのアルバム、VITAMIN(1993年)で本格的にテクノに方針転換する。

それ、成功したの?

成功したから、今の電気グルーヴがあるんじゃない。このビタミンは、半分近くがインスト曲なのに、それまでの電気グルーヴのアルバムの中で、一番売れた。なんと、オリコン5位という大ヒットになった。大成功だ。テクノのアルバムとしても、本当に異常な売れ方だ。まさに、日本が世界に誇る、テクノユニットの巨人の誕生だ。

そっかー、電気グルーヴが真に誕生したのは、ビタミンからなんだね。その頃には、まりんも電気にいたんでしょ?

その頃には、もちろん、まりんも、電気グルーヴにいた。ビタミンの成功にも貢献している。ちなみに、ビタミンも、テクノの名盤なので、よかったら聴いてみて。

うん。

で、ボクがラブビートに行き着くには、結構、紆余曲折があったんだ。

ふーん。

まず、なにかのキッカケで、YouTubeで、砂原良徳さんの、subliminal(2010年)のPVをみたんだ。これが衝撃的でさ。

そんなにスゴかったの?

ダサいって言う人もいるみたいだけど、ボクは最高にクールだと思って、感動したんだ。それで、サブリミナルのEPを買うことになる。

やっぱり、ハマったの?

当時のボクは、サブリミナルに熱狂的にハマった。今聴いたら、なんであんなにハマったのかわからないんだけどね。

やっぱり、時代的に、そういう頃だったんじゃない?

そうだろうね。で、当然の流れとして、このEPの次に出ていたアルバム liminal(2011年)を買うことになる。実は、コレが実質的に、今のところ、砂原良徳さんの、最後のソロアルバムになってしまう。

評判悪かったの?

今、アマゾンの評価をみたら、それほど低い評価じゃない。むしろ高評価だ。けれど、当時のボクはダメだった。つまらんと思ってしまった。確か、当時のツイッターかなんかで、リミナル残念みたいな、ツイートも、あったような?アマゾンの評価もよく見たら、ラブビートと比べると、評価者数がだいぶ少ない・・・。

だから、最後のソロアルバムになったのかな?

まあ、単に忙しいだけとか?なのかも。ちなみに、今、リミナルを聴いたら、結構良かったので、時代的に、だいぶ先に行っていたのかもね、砂原良徳さんは。で、当時の話に戻るけど、これもまた、何かのキッカケで、ラブビートが評価がめっちゃ高いこと知る。そこで欲しくなって、買うことになる。

買いまくりだね。

その頃のボクは、レンタル屋に無いCDを、バカのように、買い集めていたからね。今は、Apple Musicみたいな、ストリーミングサービスができたんで、月980円で、膨大な量の音楽を聴ける。今はいい時代になったもんだ。その頃は、CDを買うか、借りるしかなかったからね。で、前にも書いたが、Apple Musicアプリはアンドロイド版もあるよ。

そうだね。いい時代になったね。

まあ、話を元に戻すけれど、ボクは、このラブビートに熱狂的にハマった。もうヘビロテで、ずーっと聴いてるみたいな。

そこまでかい!?

今、聴き直しても、本当にだいぶいい。砂原良徳、ここにあり!みたいなもんだよね。

そういうわけで、みんなに推薦することになったんだね。

そういうことだ。

2.世界の窓

(1)日本の統治システムって・・・。

日本ってさ、選挙で議員が変わっても、政治はそんなに変わらないよね。

なぜなんだろう?

実際、民主党に政権が変わっても、それほど政治は変わらなかった。日本では、投票だけでは、必ずしも政治は変わらない。あとさ、二世議員とか三世議員とかいっぱいいるよね?しかも、二世議員とか三世議員ということが、閣僚になる際に重視されている。あれ、どう思う?

どうかなぁとは思うけど、おかしいと思う面もあるよ。

本当におかしいの?。二世議員、三世議員が人気あるのは、毛並みのいいサラブレッドが政治を治めることで、みんな、なぜか納得している面もあるんじゃないかな?

うぐぐ・・・、そう言われると・・・。

そこら辺に今回は、メスを入れていこう。

(2)日本の統治システムの特徴

実は、日本の統治システムは、次の三つのシステムの混合になっている。

(1)中国型統治システム(=科挙)(2)米国型統治システム(=投票)(3)江戸時代型統治システム(=血統)

(3)科挙

科挙というのは、アナタもご存知の如く、約1300年間もの長い間、中国の官僚登用試験だった。今でも、中国では、まずは、北京大学とかに入らないと、官僚として出世できないという形で、名残が残っている。

日本では、東大法学部とかがそうかなぁ?

そうだね。日本のトップ官僚になるためには、東大法学部に入らなきゃダメだ。ボクも東大法学部にいたから、官僚になった友達から話を聞いたけれど、やはり、トップオブザトップになるためには、東大法学部卒じゃないとダメだ。

それって、変だと思うんだよね。だってさ、日本の科挙として、国家公務員試験があるんだったら、学歴なんて関係ないじゃん。

(4)科挙は難しかったから権威を持った

そうかな?。科挙ほどじゃないけど、東大法学部(文1)も、試験めっちゃムズいっしょ。ボクも受けたから、わかるんだけど。なぜだかわかる?

さぁ・・・。

それは、普通の人にはわからない、難しいことがわかることの証明になるからだ。普通の人とは違う、難しいことがわかる、すごい人となれば、当然、権威がつくことになる。だから、思うに、東大法学部(文1)の試験は、難しいほうがいい。

そっか、だから、東大法学部(文1)は、試験が難しいんだね。

あと、確かに、国家公務員試験は、日本がやっている官僚登用試験だから、日本における「ザ・科挙」だ。これで高得点をとらないと、人気の省庁には行けない。ただ、東大法学部の人じゃないと、トップオブザトップに行けない事情もあるので、ボクはそっちを強調したかっただけだ。

(5)中国は、経済発展しても、民主化しない

中国に目を転じてみれば、欧米諸国は、「中国も経済発展すれば、民主化するだろう」と思っていた。けれど、天安門事件とかが起こってそうはならなかった。

なぜ、中国はそうなっちゃうんだろう・・・。

それは、欧米の目で中国を見ているからだ。中国は、本当に長い間、科挙で統治してきた。約1300年間も続いた中国の科挙制度の歴史は、日本にくらべても、圧倒的に長い。(日本に高等文官試験ができたのは、1894年。)だから、科挙の歴史的影響はすさまじい。なので、歴史的に見ても、そんなに簡単に、投票による統治が入るワケがない。欧米の人たちは中国を真に理解していない。日本人もそうだ。

うーん、でも、中国って、科挙だけじゃないじゃん。

まあ、それはそうなんだけど、今は、あえて、単純化して言ってるんだ。わかりやすくするためにね。

(6)江戸時代

日本の江戸時代に目を転じてみれば、それは、血統による支配だった。お殿様は、血統で決められた。武士の子は武士。農民の子は農民。そんなのが、ずっと続いてきた。その伝統が、明治維新後のごく短い時間になくなると思う?

うーん、明治維新って、世界史的に見れば、めっちゃ最近のことだよね。

そうでしょ?だから、毛並みのいいサラブレッドが日本を治めるとうまく行くワケ。

(7)まとめ

というわけで、ざっくり話してきたけど、おさらいするね。日本の統治システムは次の三つのシステムの混合で成り立っている。(1)中国型統治システム(=科挙)(2)米国型統治システム(=投票)(3)江戸時代型統治システム(=血統)。

だから、投票だけで政治は変わらないし、二世議員、三世議員がハバをきかせているんだね。

そうだね。投票で政治家が変わっても、官僚制度(←科挙に由来する)はそのままだから、政治はあまり変わらない。あとさ、これは、半ば当たり前だけど、法案とかを作る技術力は、官僚のほうが議員さんより圧倒的に高い。

そうなのか・・・。でもまあ、その三つのシステムがバランスをとってうまく機能しているからこそ、日本の統治は安定しているんだね。

少なくとも、ボクはそう思っている。アナタはどう思ったかな?

3.ジャズの名盤

MINT JAMS / CASIOPEA(1982年)

今回は、ジャズの名盤も、ご紹介しよう。カシオペアのライブアルバム、ミントジャムズだよ。

え?カシオペアってフュージョンじゃないの?

今はジャズ枠で捉えられるようになったんだよ。ほら、現代ジャズって何でもアリみたいになってるじゃん。あと、カシオペアが、ジャズテイストを加えた曲づくりをしてきたこともあるかも。

ちょっと、ミントジャムズを、聴いてみたけど、観客の声が入ってないよ。

そうなんだ。観客の声が入ってない。消してあるんだ。(一部入ってるけれども。)しかし、ライブアルバムにしては、演奏がスタジオ録音レベルの高い技術で、演奏されてるでしょ。

そうだね。カシオペアって、すごいテクニックを持っていたんだね。

当時のカシオペアは、日本人でこんなに上手く演奏できるバンドが、出てきたんだなぁ、と驚きとともに受け入れられたんだよ。カシオペア初期の黄金期の中でも、特に名盤だと思われるのが、このミントジャムズなんだけどさ。

黄金期のカシオペアを代表する名盤なんだね?

そうだ。

ちなみに、黄金期って、いつ頃?

ウィキペディア(「カシオペア バンド」でググってね!)では、「結成から1989年まで」って、書いてあるね。ボク的には1985年の、CASIOPEA LIVEまでだと思っているけどね。

このアルバムの聴きどころは?

2曲目の朝焼けと5曲目のドミノラインかな。朝焼けは初期の黄金期カシオペアを代表する、超名曲だ。ドミノラインは、ベースとドラムというリズム隊の、ソロ演奏が入ってるところが、ライブっぽくていい。

なんで、カシオペアなんか聴き始めたの?

いやー、一時期、ボク的に第一次洋楽ブームになってね。洋楽ばっかり聴いてたのよ。でもさ、洋楽って歌詞の意味がわからない。だから、歌詞なんていらねんじゃね?みたいに、なんとなく思っていたところへ、カシオペアファンから布教されて、聴き始めたんだ。

カシオペアとならぶ、日本のフュージョンの2大巨頭だった、T-SQUAREは聴かなかったの?

いや、当時、一枚だけ、アルバムをレンタルで借りて、その布教したやつに、「T-SQUAREもよくね?」みたく聞いたんだけどさ。そいつ、スゲー怒って、友達の縁切られちゃってね・・・(笑)。

スゲーな、カシオペアファン・・・(笑)。

というわけなんだけどさ(笑)。カシオペアは確かに、T-SQUAREみたいにポップ過ぎなくて、気に入っていたから、相変わらず聴き続けたと。あとさ、今回、黄金期のカシオペアを、何枚も聴き直したんだけれど、JIVE JIVE(1983年)も、当時、成功の絶頂期にあったカシオペアが、ノリにノッている感じが、よく出てて、昔はあまり好きじゃなかったけど、今、聴いたら良かった。一応名盤認定しとくか??。

JIVE JIVEね?後で聴いておこう。

あと、昔、ハレ(HALLE、1985年)って曲に、ボクの周りは、ボクを含め、みんなハマっていたけど、今聴いたら、なんであんなにハマってたのか、よくわかんない。そういう時代だったんだろうな。

ところでさ、カシオペアは、確か、2006年に活動休止しちゃったんでしょ?その後、どうしたの?

いや?まだカシオペアはバリバリの現役だよ。

え?

実は、CASIOPEA 3rd、という新しい名義で、今も活動中だ。たぶん、昔、途中で、櫻井・神保のリズム隊が抜けて、ベースにナルチョが入った頃が、2ndってことで、3rdなんだろうけど。(2ndになったときには名義変更なし。)もちろん、3rdも、Apple Musicでも、聴けるよ。(注1)(注2)

(注1)ちなみに、2ndに切り替わってすぐのアルバムは、Apple Musicでは、なぜか、聴けないんだけど、ボク的には、切り替え直後の、3枚のCD(THE PARTY(1990年)、FULL COLORS(1991年)、active(1992年))の頃は、第2次黄金期だと思っている。時期としては、日山さんがドラマーだった頃だ。

(注2)実は、本文を書いた後で知ったんだが、正規メンバーのドラマーが、やっと決まったためか、カシオペアは更に名義変更して、CASIOPEA-P4(カシオペアピーフォー)名義で、今年の10月に、アルバムを出している。ウィキペディア(「カシオペア バンド」でググってね!)が、つい最近まで、対応してなかったんで、ボクにも、わからなかったんだ。もちろん、ピーフォーも、Apple Musicで聴ける。

・・・ほほう、未だに現役と。でも、メンバーさんは、だいぶ歳なんじゃないの?

そうだね。リーダーのギターの野呂さんも、ベースのナルチョも、もう立派なおじいちゃんだよ。でも、キーボードに、若いおねえさんを入れた編成になってるから、あまり、年寄り臭くないけれどもね。

まあ、若い女性を入れたのは正解だろうね。

というわけで、カシオペアは、まだまだ、不滅だよ。

今でも、最新のカシオペアが聴けるのは、素晴らしいね。

でしょ?

4.編集後記

というわけで、また、だいぶボリュームが、すごくなったとさ・・・(笑)。

まあ、前の投稿でも、物足りないみたいな、意見もらっちゃったんでしょ?別にいいんじゃね?(笑)。

そうだね(笑)。

まあ、不満がある読者の方は、問い合わせのメアドのほうへ、または、ブログのコメントのほうへ、ご意見くれたし、でしょ?

まさに、その通りだ。あと、このメルマガは、アナタだけのために書いた。喜んでもらえれば幸いだ。この一週間近く、noteの更新もしないで、このメルマガの作成をした。この努力が、実ることを祈っているよ。

じゃあ、最後にいつもの。

この世の、生きとし生けるもの全てに、感謝しつつ、筆を置くことにするよ。よいお年を!

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