ぶちえらいチャンネル【飲食店経営塾】

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東京都国立市で居酒屋を3店舗経営。 飲食店経営について書きます。たまに有料コンテンツも配信するかも…。 YouTubeチャンネルは「ぶちえらいチャンネル」で検索

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『若手サラリーマンは飲み会に出るべきか否か』を飲食店経営者なりに答えます

〜日本の会社で出世する人間〜 4月に入って世の中は新社会人のニュースで持ちきりだ。 いなば食品の問題や退職代行サービスが旺盛だとか色々なニュースが出てきてるが、その中で『会社の飲み会に参加するべきか』問題がある。 僕はサラリーマンもやってたし、昔は会社の忘年会の幹事もしていた。そして仕事柄、会社の飲み会を第3者視点で見ることが多い。 だから言えることがある。 『日本の会社は飲み会でうまく立ち回れる人間が出世する』可能性が高い。 それを痛烈に風刺してる絵がこれだ。 今

    • 交差減価率の重要性

      ラーメン屋で釜玉ラーメンを出している店が増えているようだ。 聞き慣れないメニューだが、作り方は釜玉うどんと一緒だ。茹でたての麺に生卵を絡ませタレとませて食べる。要は油そば。汁なしラーメンのことだ。 なぜ増えているか?背景にはインフレがある。 エネルギー価格の値上がりが、メニュー構成に影響を与えているのだ。 2022年の終わりくらいから水道光熱費が値上がっており、うちの店も1、5倍〜2倍に高騰している。 だから飲食業界の中でも売上に占める水道光熱費の割合が高い業態はきつい。

      • CoCo壱の売り上げ不振はなぜか?

        CoCo壱の売り上げが低迷している。 この2年間減り続け今季はもっと下がるだろう。 原因は3つ考えられる。 まずは3年前からのコロナ騒動。 食事系の店は去年くらいから売上が回復してる店がほとんどだが、CoCo壱は減り続けている。カレー業態はテイクアウトも強いし、同じように回復すると思われていたがそうではなかった。 2つ目の原因は牛丼チェーン。 数年前から吉野家、松屋、すきや共々がカレーに力を入れ始めた。特に2年前からの勢いがすごい。規模で言うとCoCo壱1200店舗に対

        • とうもろこしブーム?

          最近とうもろこしの商品が多いように感じる。 2ヶ月前くらいに行ったリンガーハットのおすすめ コーンバターちゃんぽん 12月終わりに東京駅で食べた 北海道産とうもろこしと北海道産ベーコンのパスタ 店のメニューを見たら人気No.3だったが、隣のお客さん見ると4人いて、みんな同じの頼んでいた。むしろNo.1人気じゃん。 最近で言うとセブンイレブン。 コーンベーコンおにぎり 先日山梨行った時、河口湖の道の駅で盛りだくさん。 もろこしドレッシング もろこしカレー 自動販売機

        『若手サラリーマンは飲み会に出るべきか否か』を飲食店経営者なりに答えます

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          談合坂サービスエリアのレベルの高さ

          先日仕事前に家族で登山。午前中に大月の扇山に登る。 談合坂SAにスマートICができたので国立から30分もあれば登山口まで行ける。便利や。 談合坂サービスエリアの食事はレベルが高い。 まずはこれ。田舎の豚まん。 たぶん下りのサービスエリアしかないと思う。これが美味いんだよなあ…。色々と独特だしコンビニとかに絶対に真似できない調理法。商品力あるよね。 そして、桔梗庵の信玄アイス。 これがね美味いんだよなあ。信玄餅は当たり前に美味いが、ソフトクリーム自体もめちゃくちゃ良いの

          談合坂サービスエリアのレベルの高さ

          コロナ騒動の終わりが見えてきている

          中国が日本からの旅行者のビザを止めた。中国が怒るのは当然だと思う。 世界各国が中国人旅行客の入国規制をしているが、陰性証明だけである。日本と韓国だけが陰性証明、空港検査、陽性なら隔離などコロナ騒動真っ最中の対応を課している。 過去の記事でも書いたが、「太平洋戦争を日本だけが最後まで戦ったように、コロナ戦争も最後まで戦う」。その歴史が今まさに繰り返されているわけだ。 中国は先月ゼロコロナ政策をやめた。そうなると中国から日本へ旅行者が殺到するのは確実で、規制が必要だという意見が

          コロナ騒動の終わりが見えてきている

          Googleマップのコメントに疲弊するな

          2022年はGoogleマップが有料グルメサイトのホットペッパーや食べログを利用率で凌駕した。 飲食店にとってもいい傾向だ。無料でコストが削減できるし、情報もたくさん載せれる。編集もしやすい。メリットだらけである。 だが、逆に大きなデメリットもある。 それはコメント欄に誰でも投稿できる点である。 今やグーグルマップは一昔前の食べログ状態。規制が全くかかってないので投稿し放題。酷いコメントも多いし、誹謗中傷や嘘も多い。 困っている飲食店も多いだろう。あることないこと書く人

          Googleマップのコメントに疲弊するな

          目標の位置

          今年の箱根駅伝、駒澤大学が総合優勝。我が中央大学は惜しくも2位。 負けた理由を中大藤原監督は「3位以内を目標に置いた中大と3連覇を目標に置いたチームの磁力の差が出た。指導者の差が出た」と言ったが、それはしょうがないことだ。 なぜならば、目標は手の届く位置にないといけないから。 昨年数年ぶりにシードを勝ち取ったチームに「総合優勝を目指そう」と言っても現実味はない。 目標は段階的で、手が届く位置にないと駄目なのだ。 そういう意味では中央大学は総合優勝への階段を登っていると言え

          ワカサギ釣り初体験

          年末年始は毎年妻の実家の福島市に帰省する。今年は裏磐梯にあるワカサギ釣りに連れて行ってもらう。もちろん初めての体験だ。 ワカサギ釣りというと、氷が張った湖に穴を開けてそこから釣る場面をよく見るが、ああ言った感じではなく氷がボードで湖の中央にある釣り場まで行くスタイル。 雪がふぶいてる中でのボート。寒い! 釣り場の中はこんな感じ。 我々は道具を借りての釣りだったが、他の人を見るとマイ竿を持って万全のスタイル。しかも朝8時という結構早い時間に行ったのに、前客は6時とか7時に

          箱根駅伝2023年2区の歴史的に残る名勝負

          箱根駅伝2023年の2区。歴史的な名勝負となった。 事前に情報を得ていた自分としては『思っていた展開と思っていなかった展開』その両方を見た。 事前の情報とは、『吉居の調子が上がってきて2区を走ること』と『どうやら田澤が体調を崩していること』。 どちらとも本当の情報だったわけだが、その視点から見た思っていなかった展開とは『やはり吉居は怪物だった』ということだ。 事前に関係者と話していたのは、田澤が前にいたらキツイよね…ってことだ。理想的なレース展開は『田澤が後ろからスタート

          箱根駅伝2023年2区の歴史的に残る名勝負

          失敗する可能性を消す

          飲食店経営メインのNoteだが、それ以外の話ばかりで申し訳ない! 今回も駅伝の話。 2023年のニューイヤー駅伝は本田技研が2連覇を達成した。 ホンダには知り合いが多いから僕も嬉しい。 監督の小川さんは一つ上の先輩。寮で同じ部屋だったこともある。7区の中山君もゴールで待っていた補欠も森君も中大出身なのでよく知っている。 駅伝は知ってる人が関係してるとより面白く、知ってる人がいなくとも自分の出身校や会社が出ていたらより面白いものだ。例えば今回箱根駅伝は55年ぶりに立教大学が

          福島グルメ

          年末年始は妻の実家の福島に帰省してますが色々と美味しい食事頂いてます。 日本酒は豪華二本立て。 国権の2割5部磨きの純米吟醸。 そして獺祭2割3部。 の遠心分離! 5合瓶で2万円ちかくするやつかな。 あとは道の駅でいかにんじん天ぷら丼。福島はいかにんじんって郷土料理かあるが。それをてんぷらにしたもの。 二本松の道の駅で、鬼婆が有名なのでこんなのも。 鬼婆アイス。 納豆バーガー。どうしても気になったのでお腹いっぱいだったけど購入。なかにチーズとキムチ、納豆入りのハンバ

          産地偽装問題

          今年は産地偽装のニュースが多発してるが、今度はごぼうである。中国産のごぼうを国産として売っていた会社が問題になっている。 これだけ騒がれているのに、今だに偽装をしていることに驚きを隠せない。 今年の産地偽装ニュースの筆頭は熊本のあさりだろう。 中国から仕入れたアサリを一度砂にまき、3〜4日後に獲ってから熊本産として売り出してたわけだが、出荷量の9割以上がそうだったようで闇はかなり深い。組織的に数十年間も偽装をしていたわけで、コンプライアンスもクソもない。その結果はアサリ漁師

          元箱根ランナーが語る『箱根駅伝に勝つ方法』

          僕は元箱根駅伝ランナー。ただ出場はしたことはなく、2年連続箱根メンバーには選ばれ2年連続補欠だった選手。僕が4年次は往路優勝、総合3位だったのでそこそこ強いチームの補欠だったわけだ。 だから一般の人よりは陸上のことはわかってるつもりである。 去年、某有名人の方が「10000mの記録見ても箱根駅伝の結果は予測できない。10000mのタイム差はないのに1位青学と2位駒澤でなんでこんな差が出てくるのか?」みたいな投稿をしていた。 それに対し陸上競技未経験だと思われる方が「箱根に出

          元箱根ランナーが語る『箱根駅伝に勝つ方法』

          特定技能制度の闇

          特定技能制度。 簡単に説明すると、働き手が減ってる日本で、ある程度技術を持った外国人に特定技能という在留資格を持たせて働いてもらう制度。よく使われているのは工事現場、農業、介護、飲食店といったところだろう。 この2年間、うちの会社で特定技能の子を雇っていた。ベトナムの26歳の女性で少し前に辞めて国に帰った。 雇ってみて思ったことがある。 日本の特定技能の制度は本当に外国人労働者の子たちを幸せにしてるのか?と言うことだ。 はっきり言って幸せにはなれないし、クソ制度だと思う。

          2022年のM1

          M1グランプリが好きで過去大会は全て見ている。 始まったのは2001年。島田紳助さんが始めたわけだが、そこから2010年までの10回を経て、1度M1は終了してしまう。うる覚えだが終わった理由を紳助さんは「これ以上やっても惰性になるだけ」と言ってたと思う。 確かに年々レベルが下がっていた。ノンスタイルくらいから怪しくなり、パンクブーブーは微妙で、笑い飯は同情票も入っててどうかと思ったし、10回で終わるのがキリがよかったと思う。さすが紳助さんだ。 そして5年の時を経て再びM1は