ブンイチ(文一総合出版)

自然と生きものの魅力と観察や撮影の楽しさを、本を通して伝えるブンイチ(文一総合出版)。…

ブンイチ(文一総合出版)

自然と生きものの魅力と観察や撮影の楽しさを、本を通して伝えるブンイチ(文一総合出版)。生きものについてのさまざまな話題はもちろん、取材・編集・印刷など本づくりにまつわるエピソードも発信します。毎週ほぼ月曜更新。新刊情報はこちら→https://www.bun-ichi.co.jp

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    ブンイチが協力、協賛している書店のフェアや博物館のイベント、著者イベント、オリジナルグッズなどを紹介します。

  • ブンイチ 新刊案内

    図鑑や読み物、児童書など、ブンイチから発売した新刊案内をまとめました。

  • 今月のBIRDER

    バードウォッチング専門誌「BIRDER」の最新号の見どころをpick up!

  • 掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究

    鳥と花とのふれあいを楽しむテーマパーク、掛川花鳥園の鳥たちについて、飼育スタッフが愛情たっぷりにディープな実験をしてみたり、楽しい自由研究をした記録のまとめです。ハシビロコウやへビクイワシ、ペンギンや細くなることで有名なコノハズクなど、人気者大集合!

  • ブンイチの図鑑

    季節ごとにおすすめの図鑑をピックアップ。制作時のこだわりや編集裏話を紹介します。編集スタッフが、実際にフィールドで“使ってみた”記事も公開!

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お手本でわかる! 野鳥撮影術〜カバーのカワセミはどう撮った?〜

新刊『お手本でわかる! 野鳥撮影術』のカバーを飾ったのは、ため息が出るほど美しいカワセミのショット。鮮やかな水面、飛び出しの水飛沫、くっきりとした水鏡と、まさしく「お手本」にしたい作品だ。この写真はどのようにして撮られたのか、撮影者である水中伸浩さんに教えてもらった。 自分だけの、とことん納得できるカワセミ Author:水中伸浩(野鳥写真家)  カワセミと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、都市公園での人馴れした姿だろうか? しかし、人が集まるところで撮影するのを好まない

    • (4・5月開催)ブンイチ関連イベントまとめ(4/26更新)

      山田芳文写真展「αとG Masterで描く日本の野鳥」(4/20〜)月刊誌BIRDERの表紙や巻頭グラビアなどでもおなじみの、野鳥写真家・山田芳文さんの写真展。6月1日㈯からは福岡のαプラザ(福岡天神)へ巡回します。 期間 2024年4月20日㈯~5月10日㈮ 入場無料 時間 11:00~19:00(最終日は16:00まで) 会場 αプラザ(札幌) ※ソニーストア 札幌内    札幌市中央区南2条西3丁目20番地 moyuk SAPPORO 3F 詳細 ソニーストア 福

      • 掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【クイズ!この足だぁれ】

        花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載。今回は「フクロウの足」に注目! みなさんは鳥の足って注目して見てみたことありますか? 鳥特有の鱗感のある皮膚。鳥が苦手な人って割と、この「爬虫類っぽい見た目の脚」が理由で得意じゃないってことが多かったりします。 今回は、そんな鳥の足苦手民のみなさんにもおもしく読んでもらえたらと、フクロウを中心にクイズを作りました! なるべく鱗

        • 届け! トンボハンドブック

          Author:尾園 暁(写真家) キラキラと宝石のように輝く複眼に、大空を自由に飛びまわる透き通った4枚の翅、スマートな体型に赤、青、黄色など変化に富んだ美しい色模様……。トンボの魅力を挙げるとすれば、まずはこのあたりでしょうか。 日本はかつて「秋津洲(あきつしま)」と呼ばれたほど、トンボとは深い縁のある国でもあります。稲作が盛んだったこともあり、古より日本人にとってトンボは身近な存在でもあったのでしょう。現在、世界には約6,000 種のトンボが知られていて、日本からは20

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          BIRDER5月号の見どころ

          特集【丸わかりフクロウ類】偏愛フクロウ図鑑 日本では、フクロウやオオコノハズクのように通年生息する種や、シロフクロウのように稀に飛来する種、さらにはワシミミズクやキンメフクロウといった、記録はあるもののごくごく稀にしか見られない種など、全部で11種のフクロウが記録されています。本記事は、特集や連載などでおなじみの4人のフクロウ通にそれぞれの種の“推しポイント”を語ってもらうというもの。それぞれの種の生態、見分けるためのコツ、見どころなどなど盛り沢山のページです。 形と暮ら

          春の水辺で楽しむ!シギチ探し

          海での水遊びや潮干狩りなどのときにこんな鳥を見かけたことはあるだろうか? 彼らは主に水辺で暮らす、"シギ"の仲間や"チドリ"の仲間の鳥だ。この2つのグループの鳥をまとめて"シギチ"と呼んだりもする。 上の鳥はミユビシギといい、群れで干潟や砂浜を走る姿も相まって人気が高い。 長い旅をする「旅鳥」 シギチが日本でよく見られる時期は、主に春(3月末〜5月中旬ごろ)と秋(8〜10月ごろ)。「なぜ春に日本に来て、夏にはいなくなるのだろう?」と思った人もいるかもしれない。これには、

          春の水辺で楽しむ!シギチ探し

          おうちにフジを咲かせましょう

           ホームセンターでフジの鉢植えが売られていました。  ことし(2024年)7月に出る新5000円札は裏の図案がフジの花なので、ここはひとつ縁起をかついで……と思いかけたけど、来年咲かせるのはむずかしいだろうな、そうなったら逆に縁起わるいかなとためらってしまいました。  だって、あたくしの実家の庭にはフジが植わっているけど、何年たっても咲いたことがない。つるは立派に伸びるのだけど、咲きません。つらつら思い出すに、貧弱な花房が間違えたみたいについたことが1、2回あったかな、と

          おうちにフジを咲かせましょう

          掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【匠の業〜三式ANL多重装甲兎〜】

          花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載。今回は「スタッフによる工夫あふれる工作」をご紹介! 三式ANL多重装甲兎ラジコンに足に何やら服のようなものを着たウサギを載せたこの「三式ANL多重装甲兎」(以下装甲兎)は、スタッフが手作りしたものです。 一体何に使うのかというと,猛禽類たちの狩りを再現したバードショーやその訓練で使う擬似餌(ルアー)です。背中に餌の肉を取り付け

          掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【匠の業〜三式ANL多重装甲兎〜】

          BIRDER4月号の見どころ

          特集【徹底解説!基本12種+チャレンジ4種 シギチのパレード】ここがおもしろい!干潟ウォッチングレポ シギチとは「シギ・チドリ類」の鳥をまとめた通称。たまに野球場に群れで侵入してゲームを止める珍事を引き起こしてニュースになったり、波に追われるように海岸を走り回る様子がSNSで不定期に“バズ”っているのを見かけますが、詳しくは 知らない、という人が多い印象です。地味で見分けがつかないのがいけないのか、干潟がないと観察しづらいのがいけないのか、なんだかちょっと影が薄い……。企画

          (3月開催)ブンイチ関連イベントまとめ(3/12更新)

          二人展「それぞれの視点 戸塚学×福田幸広の見た世界」(3/1〜)期間 2024年3月1日㈮〜3月30日㈯ 入場無料 時間 10:00〜18:00(火・木定休、最終日15:00まで) 会場 Leofoto GALLERY(Leofoto JAPANショールーム内)    埼玉県川口市西川口3-33-29 NWビル2F 詳細 レオフォトショールーム 山田芳文写真展「αとG Masterで描く日本の野鳥」(3/9〜)期間 2024年3月9日㈯~3月22日㈮ 入場無料 時間 11

          (3月開催)ブンイチ関連イベントまとめ(3/12更新)

          憧れの鳥探しに挑戦! 第5回《赤い鳥3種盛り》

          Author:髙野丈(編集部) こんにちは、文一総合出版編集部の髙野丈です。プロバードガイド・石田光史さんの著書『旬の鳥、憧れの鳥の探し方(以降、探し方本)』のテーマに合わせ、憧れの鳥探しを実践するこの企画。前回は北海道へ遠征し、大人気のシマエナガをたっぷり堪能しました。今回は冬の寒さや雪景色に映える憧れの赤い鳥たち、オオマシコとイスカを探しに行きたいと思います。 *参照: 憧れの鳥探しに挑戦! 第1回《ムギマキに会いたい》 憧れの鳥探しに挑戦! 第2回《アオシギを見つけ出

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          あなたの“推しアリ“がきっと見つかる! 「アリハンドブック増補改訂第2版」の楽しみ方 

           「アリ」という虫を知らない人はいないと思います。教科書にも出てくるし,キャラクターのモチーフになることも多いし,アリをテーマにした物語や映像作品も少なくありません。  だいたいの人がもつアリのイメージは「黒くて,小さくて,たくさんいる」でしょう。でもアリの世界は驚くほど多様です。そんなアリの世界の扉を開けてくれるのが『アリハンドブック』です。”小さなアリを大きく見せる”をコンセプトにしたこの本は,たくさんの支持を受け「初版」→「増補改訂版」→「増補改訂2版」と刷を重ねるたび

          あなたの“推しアリ“がきっと見つかる! 「アリハンドブック増補改訂第2版」の楽しみ方 

          掛川花鳥園スタッフのゆるゆる自由研究 【青い天使の恋?】

          花と鳥とのふれあいが楽しめるテーマパーク、掛川花鳥園のスタッフによる、園内の鳥たちのディープな情報や楽しい実験をスタッフブログから集めたよりぬき連載。今回はかわいさ抜群の「ツキノワテリムク」をご紹介! ツキノワテリムクってどんな鳥?ツキノワテリムクは感じで書くと月輪照椋。胸に月の輪がありますね。「照」は美しい青い羽から名前でしょう。ムクドリ(椋鳥)の仲間ですが、日本に野生では暮らしていません。アフリカのエリトリアやタンザニア、ケニアなどに暮らしている鳥で、都市や庭などにも訪

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          BIRDER3月号の見どころ

          特集【鳥のプロポーズ大作戦】観察してみよう!鳥の求愛ディスプレイ 〜身近な鳥編〜 「ディスプレイ」とは聞きなれない言葉かもしれませんが、威嚇や求愛のためのアピールのことで、例えばクジャクが大きく羽を広げる行動は「求愛ディスプレイ」にあたります。そして鳥たちの求愛ディスプレイは春先にたくさん見られます。身近なキジやヒバリなどのほかに、カモ類など観察しやすい種や、一度は見てみたい有名な求愛のしぐさを集めて紹介したので、観察に挑戦してみませんか?特にキジバトは公園などでも求愛ディ

          (2月開催)ブンイチ関連イベントまとめ - CP+2024スペシャル

          2月22日㈭よりパシフィコ横浜にて開催の、カメラと映像のワールドプレミアショー「CP+2024」では、文一総合出版、月刊誌BIRDERの著者の皆さまが多数、出演されます。この機会にぜひご来場ください。 *掲載の情報は変更になる場合があります。最新情報ならびにイベントの詳細は、CP+2024のオフィシャルサイトでご確認ください。 カメラと映像のワールドプレミアショー「CP+2024」期間 2024年2月22日㈭〜25日㈰ 詳細 https://www.cpplus.jp/(

          (2月開催)ブンイチ関連イベントまとめ - CP+2024スペシャル

          憧れの鳥探しに挑戦! 第4回《シマエナガをかわいく撮りたい》

          Author:髙野丈(編集部) こんにちは、文一総合出版編集部の髙野丈です。プロバードガイド・石田光史さんの新刊『旬の鳥、憧れの鳥の探し方(以降、探し方本)』のテーマに合わせ、憧れの鳥探しを実践する本企画。前回はトラツグミ探しに成功しましたが、じっくり観察することはできずやや不完全燃焼でした。それでも、自然度の高い郊外の公園を散策しながら多くの鳥を見つけることができ、楽しい鳥見となりました。さて、4回目となる今回狙うのは、巷で大人気の「雪の妖精」シマエナガ。大好きな鳥で30

          憧れの鳥探しに挑戦! 第4回《シマエナガをかわいく撮りたい》