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統計検定データサイエンス基礎に合格してみての振り返り

こんにちは。分析屋の平野です。
先日、「統計検定データサイエンス基礎」を受験したので、その振り返りの記事となります。これから受験をしようとしている方の参考になればと思います。





勉強開始前のレベル

  • 大学では情報学を専攻していたため、Excelの基本的な利用方法は習得済みです。

  • 今年の6月に統計検定2級を取得しました。

  • 統計検定2級の受験の振り返りの記事はこちらです。


データサイエンス基礎の試験概要

この試験は2021年から始まった新しい試験で、概要は以下の通りです。
試験方法:CBT方式
試験内容:新学習指導要領に対応した大学入試までの内容をExcelを使って解く(統計検定3級と2級の内容をExcelを用いて解くイメージです)。
制限時間:90分
問題数:大問8題(大問1題当たり小問5問程度)、合計小問45問程度
合格水準:100点満点で、60点以上
詳細は下記URLを参照してください。


勉強期間

学習期間:約2ヶ月
総学習時間:40時間程度

  • 平日に1時間程度勉強していました。


勉強した内容

以下の参考書を一通り読みました。

内容を全て読み終わった後、例題と演習問題、及び模擬問題を各3回ずつ解きました。
現時点ではデータサイエンス基礎の参考書はこの本しかないため、他の本での勉強は行いませんでした。


いざ受験

本番では一通り解き終わった後に10分程度の時間が残ったため、解答形式に誤りがないか確認を行い、少し早めに試験を終えました。

結果は90点と予想以上に高得点を取ることが出来ました。
統計検定2級を取得していることもあり、新しく覚えることが少なかったのが要因だと思います。


試験を受けてみて思ったこと

これから統計検定を受験しようと考えている人へのアドバイスです。

有効桁数の調整はExcel上で行うと良い

試験問題の解答には有効桁数の指定があり、入力する際には指定された有効桁数に直す必要があります。
桁数の調整を行うのはExcelの機能で行うのがオススメです。
Excelの「ホーム」タブの「数値」にある「表示桁数を増やす(減らす)」の機能を用いて、現在選択中のセルの表示桁数を調整してから「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」で解答欄に貼り付けすることで、桁数を調整した結果を貼り付けることが出来ます。

本番の試験ではExcel画面を大きく出来ない

試験中は画面の左半分に問題が表示されるので、画面の右半分にExcelのウィンドウを置いて問題を解き進めていきます。
会場にもよると思いますが、私の試験会場では21インチ程度のモニターでしたので、問題文を読めるようにExcelのウィンドウサイズを調整すると、10インチ程度の大きさまでしか拡大出来ませんでした。
ウィンドウサイズのせいで問題を解くのに少し時間がかかると思いますので、自宅で演習を行うときには、制限時間を少し短めにして取り組むのが良いと思います。

「あとで見直す」ことが事実上出来ない

試験問題を一通り解き終わった後に見直しを行うことができますが、その際には、Excelに入力していた内容が全て消えてしまいます。
ですので、見直しは有効桁数や回答形式の確認しか出来ません。
大問を最後まで読み解くのに時間がかかる小問があると思ったら、中途半端には解かずその大問を全部スキップして、他の大問を解き終わってからまた戻ってくるようにするのが良いと思います。

おわりに

今回は、統計検定データサイエンス基礎の合格までの流れとアドバイスを紹介しました。これから受験をされる方の役に立てば幸いです。




ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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