【連立政権入り】と【政策ごとの協議】の違いと国民民主党

私は国民民主党を支持している。
今回の代表選挙から始まり、メディアが【連立政権入り】を囃し立ててくれているおかげで?国民民主党という党が多くの人目に触れる様になったのはいいコトだ。

ただ、国民民主党からは連立政権という話は一度も出ていない。出ているのは【政策ごとの協議】だ。

では、連立政権と政策ごとの協議はどう違うのか。

連立政権とは政権。つまり、過半数を持っている内閣を作っている集まりに入るコト。

政策ごとの協議とは読んで時の如く、政策ごとに【是々非々】で対応していくというコト。

個人的に感じているのは連立政権入りをしなくても、是々非々で政策ごとの協議をしていれば、時の政権と親和性が高ければ、ほぼ連立政権になるし、親和性が低ければ反対が多くなるというだけだと思う。

どうも政治における【野党】とはイコール【対峙】するコトだという考えが根深い。
私はこの古い考えがあまり好きでは無いし、無駄が多いなと感じている。

実際に野党がなんでもかんでも反対しているかというと、そんなコトは全くなくて、賛成しているモノも多い。

そうなると、野党がこれまでだって完全に反対すると言うのは【政府予算案】くらいなもんで、反対寄りのスタンスの是々非々というのが多くの野党のスタイルだろう。

国民民主党は分党後新しい国民民主党になってからは【対決より解決】というワードを掲げている。
野党、与党という枠組みの政治ではなく、政策を通じて全党と等距離で自分たちが有権者の直面する問題にいち早く気づき、政策を提案して協力できる議員、政党とはどんどん協力していくというスタイルだ。

しかし、この価値観はなかなか受け入れられない。
それは野党がいくらいい案を出しても決めるのは政権だから【口だけ】になってしまうという問題があるからだ。
この点は前原議員も代表選挙で「虚しく響くだけ」と言っていたが、そういう面はある。

ただ、いい案であれば与党野党問わず取り入れ実行するのが本来の政治であって、現在の過半数取ればなんでもできるという【椅子取りゲーム】を政治にしていていいのかなという思いで私は政治を見ている。

きっと国民民主党が行う【対決よりも解決】というスタイルは今後も理解はされないだろう。
しかし、それでもこのスタイルは崩さずに前に進んで欲しいと思う。そして、少しでもこのスタイルを理解してもらえる有権者が増えればいいなと思う。

国民民主党に興味を持った方がいらっしゃいましたら、是非こちらをご覧下さい。

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ほいたら、また。

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