解散風が吹く中で情報戦が繰り広げられる永田町・嘘八百でも野党にダメージ
情報が錯綜する国会会期末
国会の会期末に向けて、解散風が吹き荒れている。
連日、新聞テレビのニュースでは、見出しに「解散」の2文字が並ぶ。
衆議院議員の任期がまだ折り返してもいない国会の会期末でこれだけ騒がれているのは、岸田総理もその選択肢を持ち続けているという証だろう。
このような状況になると永田町では様々な情報が入り乱れる。
その1つが6月5日に開かれた森雅子氏の政治資金パーティーで、自民の世耕弘成参院幹事長が「解散は絶対に今月中にあります」と豪語したという話だ。
この発言については有田芳生氏もツイッターで取り上げ、世耕氏が「最近永田町では3人集まると『解散はいつになるのだろう』という話が流れています。私は確実な情報を持っています。つい30分前も岸田総理と面談をしておりました。皆さん、解散は絶対に今月中にあります。これは間違いないと思っております」と発言したことを詳報した。
一方で、当の世耕氏は有田氏のツイートに反応する形で「このスピーチには続きがあります。『この10年ほどで、2012年、14年、17年、21年と解散がありましたが、私は全て解散のタイミングの予想を外しています。だから私の情報は当てになりません』と。会場は爆笑の渦となりました」と釈明した。
ただの冗談だったということだ。
世耕氏発言のもう1つの裏話
実はこの世耕氏の発言に関しては、別の裏話もある。
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