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留学いってきました

6月下旬よりNUS (National University of Singapore) に来ていたが,滞在も今日で最後となった.

今回は短期留学でシンガポールに来ていたのだが,ひとつまとめ的な記事を書いておきたい.

そもそも

ぼくが参加していたのはいわゆるサマースクールというやつで,期間は5週間,現地大学が主催する夏季特別授業のようなもの.

授業は各3時間で週3コマ×2コース,お値段は授業料と寮費込みでだいたい50万円くらいだった.ぼくのコースは授業の一環でインドネシアに行くツアー込みだったので,これは比較的高い方だったが,幸いにも東大から奨学金をいただいていたため金銭面の負担は少なかったように思う.

授業内容は基本的に東南アジアの経済や民族とかを(広く浅く)概観する,というようなもの.久々にリベラルアーツ感がある授業を受けた.

なんで行ったのか

大学4年の夏に行くということで,もちろんデメリットはそれなりにあった.研究がストップする,院試(8月末)の勉強がスローダウンするなどは割と懸念事項だった.

それでも行くことを選んだ理由はたくさんある.例えばNUS(大学ランキングアジアトップ)の友達を作りたかった,NUSの授業を受けてみたかった,英語を毎日使いたかった,シンガポールという国に行きたかった,などなど.

ただ自分の中で一番強かったのは,今しかできないエモい体験をしたい,ということだった.生活とか,友達と週末に出かけるとか,バーに行くとか,多国籍の友達とW杯を見るとか,そういう体験全部含めて楽しみたいと思ってシンガポールへ来た.

言ってしまえば勉強とか英語学習とかは本気を出せば日本でできないこともない(ちなみにぼくには難しそう)し,むしろそういう打算的な目的が先行すると,それらが達成されなかった時に精神的にしんどくなってしまうのでは,と直感的に思う.

エモさの追求が留学の目的だ,と友人に話したらドン引きされたが,ぼくはこういう本能的な動機が決め手になってもいいんじゃないかなと思う.だからといって,勉強とかをおろそかにしようとかそういう話ではもちろんないが.

一般的な短期留学の話

サマースクールは,そういったエモさを体験できるという意味ではとてもいいプランだと思う.

まずは期間について.大体のサマースクールは1ヶ月前後だが,これは「旅行ほど短くないが,生活に慣れてしまうほど長くない」という意味で絶妙な期間だと思う.さらに日本での生活に大きくは影響を与えないというのも利点かもしれない.(長期留学だと学年を落とすことなどを考える必要が出てくるため話が違ってくる)

もう一点としては,授業が多くないのと日本でのルーティンから一旦離れることで,自分の時間がそれなりに持てるということだ.ぼくの場合,授業の課題の他に院試の勉強をしたりで自由な時間はあまり取れなかったが,気の向くままに歩き回ったり,ぼけーっと考え事をしたり,友達と観光したりなど,日本での生活から離れた色々な経験ができるのではと思う.

まとめ

この5週間はかなり楽しいものだった.

行く前から思っていたように,エモい体験をたくさんできた.学びも大きかったし,英語も若干なりともましになったと思う.いいことづくめだった.どんな形かは知らんけど,将来振り返ったときに自分の中で結ばれるDotsの一つになるんじゃないのかなと思う.奨学金をくださった大学,普段からお世話になっている両親に感謝しています.

もしサマースクール行こうか迷っている大学生がいたら,ぜひ行ってみてほしいなと思う.特にNUSはいい環境だったなーと思うのでオススメです.英語,勉強,就活のネタ作りとか,打算的なことをあまり考えすぎずに飛び込んでみてほしい.

そんでもって今サマースクールに行ってるみなさんは,ガンガン写真とか話をSNSに上げて,エモさをおすそ分けしてほしい.そこの君やで.


今日はこんなところで.次回はもうちょっと具体的な生活の内容とか感じたことも続けて書きたいと思います.

それでは.


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