株式投資には、インデックス投資、つまり、ある指数をベンチマークとして投資をする方法がある。

例えば、日経平均や、TOPIXなどは日本市場のベンチマークであるが、それに連動するようにマルっと行う投資方法である。

それとは、逆にファンドマネージャーが、ある特定の基準を設け、投資をする方法をアクティブ投資という。

では、自動化されたインデックス投資とプロが選んだアクティブ投資どちらが勝つのかを検証したデータがある。

一見、プロが選んだアクティブファンドの方が、良さそうだが、結果はほぼ逆である。
なんと、15年で8～9割りの確率にて、インデックスが勝つのである。

なぜか？

一つ考えられているのは、人件費の問題である。人が介在して戦略を考え、実行すると人件費がかかる。
そうすると、販売する商品に、その人件費を上乗せした手数料をかさないとペイしなくなる。
従って、利益が出にくい。

もう一つは、株価推移を理論的に読むというのはプロでもかなり難しいのだ。

従って、市場の平均点を取るようなインデックス型の投資方法の方が、長いスパンでみると結局アウトパフォームするようだ。
何となく感覚的にはわかる気がします。