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広がりつつある感謝のカルチャー

サロンやクラウドファンディング、動画SNSの投げ銭機能などコミュニティやファンの力が強くなっていると、ゆるりと感じています。

そこで生まれる新たな経済圏や、NTFと言われるデジタルデータに注目が集まっていたりしています。

人と人のつながりによって生まれる「なにか」が、これまでにないカルチャーを生み出し始めている流れがある中で、既存社会にもこの繋がりによるアップデートが始まっていたので、そんなお話。

映画「シン・エヴァンゲリオン」の諸々

自分が小学生の頃に始まり30半ばを迎えてついに完結。長かった…

映画館に見に行き、エンディングロールを見ていると「あー、庵野監督の感謝をみんなに届けている作品だ」と感じました。

それくらい他の映画のエンディングロールとはちょっと違った印象で圧巻。本編も十分楽しめたんですが、最後の最後は「よかったね、ほんと庵野監督よかったね!」と勝手に共感していました。

また劇場用ポスターにも映画を見た後にそのメッセージを強く感じました。


映画「竜とそばかすの姫」でもその傾向が

そして現在放映されている「竜とそばかすの姫」でも、細田守監督が関わった方々であったり影響を受けたコト・モノに対する感謝を表現していると強く感じました。(内容は個人的にはすごく良かった!音楽が特にいいー!!)


これもエンディングロールを見ていて感じたところ。これまでのエンディングロールって、個人的には形式的な感謝を述べているというか、機械的というか…色にするとモノクロで無機質だったんですが、上記2作品はカラーでとても人間味が感じられました。

ただ自分が年老いて無駄に知識を溜め込んだ結果、そのように見えているだけかもしれないのですが、なんか変わったな…というのが印象として強いです。


昨今のコロナによる社会生活の変化が原因か、新しいテクノロジーによってヒトが少しずつ変化しているのかわからないのですが、「誰かに向けた感謝が人を介して伝わる」ようになり始めているのが、この「感謝のカルチャー」なのではないでしょうか。どうでしょ。。

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