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ザーンセスカンス風車村【オランダ旅行記】

ヨーロッパ5カ国周遊を終え、約2ヶ月が経ちました。フランス、オランダ、フィンランド、イタリア、バチカン。

その中で、間違いなくわたしに影響を与えたひとつがオランダでした。

もちろん、その他の国も忘れられない思い出ばかりだけど、こうやって一刻も早くnoteを書きたい!と興奮を味わせてくれたのはオランダ。

今回はオランダの中でも美しい景観を見せてくれた
“ザーンセスカンス”にスポットを当てて書いてみます。


オランダ小話

まずオランダといえば、わたしはチューリップと写真のような背の低い風車を思い浮かべました。

そして今回オランダに向かうに伴い、新しくオランダは海抜0メートル以下だということを知りました。これは紛れもなく、地球の歩き方のおかげです。渡欧前、何度も何度も読み漁りました。


海抜0メートル以下?

そうなんです!場所によってはヨットが浮かんでいる所よりも低いところを自転車が走っていたり、、
なんだか不思議な光景ですよね。

じゃあなんで沈まないの? 

と思う前に地球の歩き方が丁寧に教えてくれました。

だからオランダには風車があるんだということ!

国の中に湧き出る水を常に排出するため。
湧き出る水をそのままにしてしまうと、国が沈んでしまうので、北海から吹く風を利用して排水用の風車を発明したのだそう。

地球の歩き方にこんな奥深い言葉がありました。

水という自然の脅威と闘いそれを克服したオランダ人は、今では自然と調和しながら暮らしている。

地球の歩き方(オランダ ベルギー ルクセンブルク)

日本も自然災害が多い国です。自然の脅威を知っているからこそ、より惹かれるものがあるのかもしれません。

今回ご紹介するザーンセスカンスはそんなオランダで誇り高い風車村。
たくさんの写真と共に魅力をお伝えします。

中心地からのアクセス

ここザーンセスカンスですが、アムステルダム中央駅からとってもアクセスしやすい。
わたしがこのnoteで特集を書いてしまいたくなる1つの要因として、このアクセスのしやすさが関わっています。

アムステルダム中央駅から
電車で約20分+徒歩約20分      計約40分

約40分で着くんです!

徒歩20分となると少し遠いかな、、、と思われてしまうかもしれませんが、ご安心ください。
道中たくさんの自然と、お家の素敵なお庭が次々と出てきます。
見るたび見るたび歓喜しているうちに、気がついたらザーンセスカンス入り口に到着です。

ちなみにオランダには、キンデルダイクという風車群の世界遺産があります。ザーンセスカンス同様風車が眺められる場所ですが、こちらのキンデルダイクはアムステルダム中央駅から約2時間近くかかります。
もちろんキンデルダイクをメインで観光する場合は良いのですが、
アムステルダムへ行って少し時間が余った、、。
風車村を見たいけれどちょっとしか時間がない、、。

そんな時は世界遺産ではないのですが、風車村であることに変わりのない
ザーンセスカンス!とってもおすすめです!

ザーンセスカンスを歩いてみよう

ここからは書きたい気持ちを一旦抑えて、一緒に現地を歩いている風に、、写真メインでお届けします。

ザーンセスカンス入り口

入り口に近づくにつれ、観光客の方も少しずつ増えてきました。

だんだん近づく風車がとっても可愛い
個性的なお家が並ぶ

この緑と白の組み合わせのお家が、おもちゃの世界に紛れ込んでしまったよう。

道幅も広くのんびり歩けます

観光地とはいえ、観光客が少ないのも魅力の一つです。

動物たちものんびり過ごしていました
対岸に渡る小船

小舟に乗って対岸へ。こちらの小舟では日本語のガイドチラシもいただきました。

対岸にある街並み

人が少ないのにも関わらず、暗い印象を全く受けないんです。この明るいお家が街の明るさ、あたたかさを物語っていました。

お家のインテリアポスト!?

↑インテリアポスト、と勝手に命名してしまったのですが、オランダのお家でよく見かけました。

ポストの窓がスケルトンになっていて、中に雑貨や本がぎっしりと詰まっているんです。
とっても可愛くて、自分の部屋の中にこういう好きなもの詰め込んだ一角を、作りたいなあ〜と思ったものです。
こういう些細なところから、治安の良さが滲み出ていました。

さいごに

堂々と記事を書いておりますが、オランダの旅程を立てるまで、ザーンセスカンスという場所を全く知りませんでした。

旅程を立ててくれたのも、一緒に旅へ出た彼がこと細かく調べてくれたので、わたしだけだったら知らずに過ごしていたかもしれません。

同時にこの世界には行かないと分からない、知らないと分からない、素晴らしい場所がまだまだあるんだろうなあと思うばかりです。

だからこそ、たくさんの方のnoteを読んで、いろんな国のことを知りたい。

そしてわたし自身もこうやってnoteを書くことで、少しでも魅力が伝わったら嬉しいなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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