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日日是好日

少し前に行ったMOA美術館でのお話と大森立嗣さんの日々是好日を見て書きたくなったお話し。

名品展 国宝"紅白梅図屏風"

その日、宿の女将さんにお勧めされてずっと行ってみたかったMOAに行った。

朝に酔い止め薬を飲んだせいでこれでもかというくらいの睡魔に襲われていた私は立ちながらも歩きながらも眠たくて眠たくて。

正直ほんの少しの記憶しかないけど一つ。

"黄金の茶室"

これが組み立て式っていうことに感動していた私の横で、受験が終わった弟が色々と説明してくれた。

私あの時代に生きていたら確実に秒速で殺されそうだけどここで茶会したい!なんて馬鹿げたこと思いました。ともかく、"侘び寂び"という言葉は昔から好きだけど、意味は分かっていたものの、しっかりとこういうものに触れないと言葉だけでは感じることのできないものってあるんだなあ、と。

それでも少しだけど。

千利休、中学校高校の時はこの写真だけしか分からずに、これが千利休っていうことだけしかわからなくてこの人が何をしたとかいつの時代を生きていたとか全くわかってなかったし自分とはなんの関係もないことをなぜ勉強せないかんのか、と思っていた。

日本人である限り関係はあるのに。それが"茶人"だなんて。知らないって怖いそれは歳重ねるごとにです。弟の方がはるかに詳しかったんですもの。
「いや、教科書何となくそれなりに読んでたらわかるでしょ」 
もしかしたら当時はわかってたかもしれないけど大人になるとこうもまあ、悲惨ですね。

少なくとも私は気づいたら袴とか着物に触れてきた人生で、(武道を3つ4つほど習っていたり、料亭でのアルバイトでお着物を着ていたり。おばあちゃんの家にお着物が沢山ある。)日本の情緒溢れる場所や物事がなんとなーく好きで、お茶なんてもう昔から好きだったのに。"なんとなく" まっったく知らない。あ〜いやだね。日本史だけでもしっかり勉強しておけばよかったと、旅行する度に思います。
タラレバ日記になってしまいそうなので、違うお話し。そう、本題。

大森立嗣監督の"日日是好日"を観ました。

樹木希林や黒木花さん、多部未華子さんが出演されている。

以下HPより

音と映像カットの絶妙なバランスが、匂いや風、お茶をたてる「無」の時間までも、感じるような体感しているような、凄く好きな映画だった。

明日という日がどんな1日になるかどんなことが起きるかはわからないってことわかっちゃいるけど、そんなこと毎日考えらないしその日最悪な事が起きたらどうしたらいいの! って、まずそういう事じゃないってこと。

"日々是好日" とは、"毎日が良い日" という意味であり、未来をよくしたければ今日を良くするという教えである。

スポーツや勉強と同じで毎日頑張れば結果が出るみたいなのも似ている。
何事も丁寧に毎日自分と向き合うこと。音や光や人や耳を傾ければ色々な事が見えてくること。きっと大惨事は免れるし、大きい損失も小さくなってゆく。今日を丁寧に!あくまでも私の解釈ですが!

あー私も、
日日是好日

難しいけれど。