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前職の思い出の地を訪ねて

久しぶりのあの激戦の地へ。
『上尾』
前職の関東1号店の出店地として選ばれた上尾、そしてイオン。

店長として入社2ヶ月後にはお店をオープンさせていた。

当時進むしかなかった。
前前職で培われた利益体質のチームマネジメントを遺憾無く発揮し、最高の仲間に恵まれた。

オープンも絶好調。
当時社長に『上尾のオープンが1番良かった、(社長が一目置いていた)前職の○○と同じくらいのマネジメント能力やね』と仰っていただけたことが何よりも嬉しかった。レイヤーでいうと2個も3個も上の方だったからだ。

めちゃくちゃ提案も上げた。
どうしたら売上が上がるのか、利益が取れるのか、スタッフさんとwin-winになれるのか、徹底的に考えて提案した。
いくつかは採用され、実際に店舗運営にも反映された。

考える暇もないくらい突き進んだ新店立ち上げだった。
靴紐を結びながら発注をしたり、常にスマホに毎日メモを取り続けた。
教育のスケジュールや進捗も毎日組み立てて毎日共有した。全て資料にも残した。

当時大田区に住んでいて片道約2時間はかかった。始発で行くこともあったし、終電で帰ってくることがほとんどだった。
今なら思う、そんな努力を語っても結果が出なければ評価されない。
ビジネスではいつも結果だ。評価は結果だ。
ただ間違いなくその過程を見てくれている人がいる。
それは親身な上司かもしれないし、ついてきてくれているスタッフさんかもしれない。

結果が定量なら、過程は定性だ。定性は姿勢でどうにかなる。
当時最終的には結果には恵まれなかった。

信頼していたスタッフさんも離れ、お客様も離れていた。正直、飲食業にすら嫌気が差した。今思えば自分自身他責の塊だった。
辞めることばかり考えた。楽な方ばかり考えた。
その結果、やっぱり退職を決意した。

転職を決意した尊敬する方の退職が大きな要因だった。
社長に伝えた時は正直震えた。
あの時は退職したくてしょうがなかった。
退職が目的になっていた。退職や転職はあくまでも手段なのに。

当時、楽な方を選択した。
スタッフさんやお世話になった施設の方々を置き去りにして、そして社長やその後の上司などめちゃくちゃ気まずいしもしお会いしたら土下座してしまうかもしれないレベルで申し訳なく情けないことをした。
なにより会いたくない、会わせる顔もない。
でも当時はそれを選択した。

もうすぐ上尾を離れてから1年が経つ。
今日この地に来た理由は当時働いてくれていたスタッフさんの就活相談だ。
偉そうに話せることは無い。
色んな想いが込み上げる。悔しさ、申し訳なさ、もっとやりきれたんじゃないかと想う。

退職の際にオープン当初から核になって一緒に店舗運営をしてくれたスタッフさんたちの時給をたかが数十円上げてから去ることだけを少しの手土産にしたが、これからはもっと周りの方々を幸せにしたい。
幸せにできる自分でありたい。

今日も誘ってくれたスタッフさん、1年ぶりに再会してサプライズで喜んでくれたスタッフさん、同じく退職したけど別の場所で頑張ってたスタッフさん、偶然働いてたスタッフさんの彼女さん、色んな人から元気をもらった。

いつもどんな時も今日ここからスタートだ!毎日が正念場!

今朝は7:02起床
いきなり6時に起き出すのもどうかと思ったけど一旦は7時に目覚まし。
早く起きるためには早く寝ないとね。

ジムに通い出したら体重や体脂肪率もnoteに記録していきます。
やったるぜ。

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