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スキ・キライでやる自己分析のススメ

就職活動に活かせる身近なスキルを発信しているginです。

今回は「自己分析」をテーマにお話をしていきます。

私はかつて「自己分析」をなぜやるの理解できませんでした。「新卒採用なんて所詮ポテンシャル採用だからやって意味がないのでは?」疑問を感じていました。

ですが、やってみると意外と味わい深く、効果があるのです。

就活本でよくやる「自分を客観的に判断できるデータを準備する」ということはしません。100%主観OK‼。

あなたのことをあなたに訊ねていきます。

自己分析は なぜ必要か?

自己分析は大切ですと以前記事に書きました。

なぜ自己分析を行うのかというと、自分のことを知っていると得意な仕事や組織風土を選びやすいですし、注意や時間がかかる仕事をあらかじめ察知することができるからです。

よく「性格は変えることができる」と言いますが、私は否定派です。努力を重ねてきましたが幼稚園のころから不得意なこと「登れない階段」は今でも存在します。

ビジネスではミスは許されないので、苦手な仕事は通常より倍の時間をかけて慎重にこなしています。私の場合は商学部出身にも関わらず、細かい計算など緻密さが必要な行為が不得意で苦労をしています。

性格の特に「感情」「エネルギー」の基になるコアな部分はビジネス経験を積んだとしても変化しづらいと結論づけています。

自己分析の進め方

では己を知るために、どのように自己分析を行うべきなのでしょうか。簡単なやり方を紹介します。

1自己分析スライド

ステップ1としては、自分の好きなもの(こと)・嫌いなもの(こと)をそれぞれ100個並べてみましょう。思いつく限り、書き出してみましょう。ブレインストーミングで自由奔放に量を出してみてください。

続いてステップ2です。沢山書き出したら後は、キーワードをグルーピングしたり、関連性があれば線を引いてみたりしながら、整理してみましょう。対の関係や親子関係など色々みえてくるのではないでしょうか。

関連や法則などが見いだせたらステップ3。「なぜ?」なのかを考えていきましょう。好きに至った理由や過去のエピソードがないかなど具体的な根拠をさがしていきましょう。過去の自分を振り返ることで、自分の性格や価値観を構成に至ったストーリーと再会することができます。それは、自己分析の大切な源泉となります。

好き嫌いを整理した後は

好き嫌いで自分を掘り起こした後は、自己分析に磨きをかけていきます。就職活動の場においては、自分にマッチする仕事を見つけて、面接の場では端的に自分は何者か、いかに有能かをプレゼンしなければなりません。

そのために、「〇〇なときは自分は力が発揮できる」「〇〇な自分はスペシャルだ」「〇〇のことをしているときは無敵だ。だから学生時代に△△に力を入れた(笑)」など象徴的な自分を言語化し、多少無理やりでもよいので「ガクチカ(笑)」とリンクさせてみましょう(ガクチカってなんなんでしょうかね…語呂悪いし)。

ちなみにいくつかポイントがあります。

具体的な方が良い
「〇〇な自分」はより具体的で詳細に言語化すると良いと思います。曖昧模糊すぎると面接官に突っ込まれて撃沈する場合があります。

例:①「私は負けず嫌いです。テニス3年間頑張りました」⇒面接官「なるほど、でもなんでオリンピックで金メダルとるまでやらなかったの?それ自分に負けてね?」②「私は噛めば噛むほど味がでるスルメです」⇒面接官「意味わからないですね。詳しく教えてください」

詳細な状態や具体性を欠くと意地悪される可能性あるので気をつけてほしい。

背景や根拠を伝える
「〇〇なときは自分は力が発揮できる」など象徴的なキーワードを理解すると、面接官はその背景や根拠が気になります。「なぜその時力を発揮できたのですか?」「〇〇なあなたを象徴するエピソードを教えてください」という流れで、確かめようとします。

そのため あなたを象徴するエピソードを

・どんな状況下で
・どんな課題に
・どういう行動を取り
・結果や成果はどうだったか

という順番で話せると相手に伝わります。面接準備として、書き出して言語化できれば8割自己分析は達成しているといえます。

本稿では、就職活動で行う自己分析についてお話してきましたが、フレームワーク等で整理して臨んでも面接に落ちることもあります。

それは企業と求職者の相性やマッチングが必ずあるからです。

※他記事で企業と求職者のマッチングに関して触れています。

自己分析を内定の獲得というゴールにするのではなく、自分自身が活き活きと働き幸せな人生を送ることという大きなものにすると趣が変わってきます。

マイナス面を無理に伸ばそうとしてもゼロになるだけなので、自分の長所を伸ばしてスペシャルな人材になることの方が価値が高いです。またなるべくなら自分の特性とマッチする仕事内容、組織風土で働くほうが幸せだと私は考えています。

末尾となりましたが、この記事は私の失敗と後悔から生まれ、読者に希望を与えるために書いています。

幸せになるため、社会貢献をするために仕事をするわけですから、あなたがフィットする場所をぜひ探してください。

また会いましょう。

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