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コーヒー屋・カフェは儲からないのか?

新潟県内で4店舗のコーヒーショップ・カフェを出店している珈琲豆 山倉の山倉です。コーヒー好き・カフェ好きで「いづれ自分でお店を出してみたい」「夢だったコーヒー屋・カフェをやってみたい」という方に向けて役立つノウハウを公開していきたいと思います。

これまで9年間、数億円の売り上げを作り、数千万円以上をかけて得た学びや体験談などを無料でお伝えいたします。

今日のテーマは「コーヒー屋・カフェは儲からないのか」

開業に向けて本やネットで情報を検索していると「カフェ経営は儲からない」「廃業率が高い」というものを必ず見かける。果たしてそれは本当なのか?自身の経験や周りの経営者の方の話を参考にお伝えしていこうと思います。


3年で7割、5年で8割が閉店する?

先程の廃業率のデータなどを調べていると、色々と差はあるが5年以内にかなりの割合で閉店するというデータが多く見られる。

9年間コーヒー屋・カフェ経営に携わった経験として、実際にその通りだと感じています。知り合いの中には2〜3年でお店を畳んでしまった方もいらっしゃいます。

それを考えるとこの「カフェ経営は儲からない」「廃業率が高い」という情報は、正しい部分もあります。ただし廃業していくお店がある中で、5年、10年と続いていくお店があるのも事実です。

大切なことはこの情報に不安を感じたり、振り回されたりすることではなく、「続くお店と続かないお店」の違いを見つけて、「続くお店・儲かるお店」の特徴を把握することです。

そうすることでしっかりと儲けを出して、長く続くお店を作ることができるようになります。

普通にやったら儲からない業界

これまで経営を続けてきて感じるのは、「普通にやったら儲からない」ということ。この普通というのは例えば「人通りの多い繁華街で、高い家賃を払って出店する」「多額の開業費用をかけて、豪華な店を作る」「開業時から従業員を雇用する」など、いわゆる街でたくさん見かけるカフェやコーヒーショップのような作りを真似して個人で開業すると、経営が難しくなる場合が多いです。

なぜかというと借入の返済や、家賃などの固定費、従業員の人件費など、毎月出ていくお金が多くなりすぎるからです。

個人店の売上は、日々大きく変動します。天候によっても左右されますし、コロナなどの社会情勢などによって大きな影響を受けることもあります。

個人店のコーヒーショップは「お店の売り上げ ー 経費(仕入れや家賃など)=自分の収入」になるので、日々売上の変動がある中で、毎月出ていくお金が増えてしまうと、お金が残らなくなってお店を閉めてしまうという結果になってしまいます。

普通じゃないことをするお店が残っていく

このように普通に経営しようとすると、お店が続かなくなってしまいます。そこで重要なのは「普通の人がやらないことをやる」ということです。

先程例に挙げた街でよく見かける「普通のカフェ・コーヒーショップ」を個人で作ると、お店を長続きさせるのはとても難しくなります。

具体的なことを挙げると…
普通のお店づくり=店舗設計を依頼する、新品の機材を揃える、繁華街に出店する、人を雇う、等

普通の人がやらないこと=自分で店舗設計をする、中古の機材を探す、郊外にお店を出す、1人で(家族で)経営する、お店と自宅を一緒にする、等

このようなことをすることで、銀行からの借入や毎月の支出を減らすことができて、お金が残りやすいお店を作ることができます。
売り上げが思うように伸びなかったとしても、お金が残る仕組みを作ることができれば、2〜3年で閉店してしまうことを避けることができるようになります。

やり方次第で成功するのが珈琲屋&カフェ

コーヒーショップやカフェがなかなか儲からない、廃業率が高いというのは事実です。ですが自分のやり方、考え方、工夫次第で多くのお店が陥ってしまう短期間で閉店してしまう事態を避けることは十分に可能です。

店舗数を増やしたり、お店を拡大したりして売り上げを順調に伸ばしているお店も数多くあるのも事実です。

成功しているお店の特徴と短期間で閉店してしまうお店の特徴を掴めれば、きっと良いお店を自身で持てるようになりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

さらに詳細を知りたい場合や個別に相談したい場合は、お試しコンサルティングも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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