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【基礎知識×アドテクプロダクト紹介②】AI Lab・チャットボット・画像認識編

【はじめに】

こんにちは!第3回のブログですが、今回もブログのお題は引き続き「各部署のプロダクトについて説明する」です。

前回は

【基礎知識×アドテクプロダクト紹介①】RTB・DSP・SSP・リタゲ編

というインターネット広告の基本的な仕組み、インターネット広告の手法の1つであるリターゲティング広告、リターゲティング広告のサイバーエージェントのアドテクプロダクト「Dynalyst」について説明してきました。

今回はAIを中心としたアドテクでもホットな最先端分野についてご紹介します!

【AI Labとは】


いま話題のAI(人工知能)について専門的に研究している研修者の集団です。東工大や早稲田大などとも共同で研究を行っていて、まさしく理系のエリート集団が集まっております。


その中でも具体的な研究領域は
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①チャットボットの開発
②Web広告の画像、動画、キャッチコピーの自動生成
③広告効果の分析

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をメインにやっています。
特に注目したい分野は

②Web広告の画像、動画、キャッチコピーの自動生成

 オンライン広告市場の拡大に伴って、バナーや動画などの広告クリエイティブの短命化と制作コストの増大が課題となっています。
 私たちの研究グループではクリエイティブアセットのデータを元に、広告効果の高い要素を分析・学習し、運用コンサルタント、デザイナーの制作支援、そして機械学習を用いたクリエイティブの自動生成技術の実現を目指して研究開発を進めています。
 (引用元:AI Lab 研究領域 https://adtech.cyberagent.io/ailab/research_areas/)

例えばTwitterやYouTubeなどのWeb広告の効果。実は1つの広告ってとっても効果が短命なのです。例えばタイムライン上に出てきた広告、すでに見たことのあるものはすぐにスクロールして飛ばしてしまいますよね。


飽きさせないためにも多くのクリエイティブ数が必要なんです。なおかつ、どうせ作るならクリックして欲しいし、購入まで繋がって欲しい。

広告効果が高いクリエイティブを早く、たくさん作れるように、研究を進めています。

【AI Messenger:執筆 玉岡】

【チャットボットについて知りたいですか?】
 └ はい

【何を知りたいですか?】
 └ A:チャットボットの種類
 └ B:チャットボット市場の動向
 └ C:AI Messengerは何をしている

 └ A

[説明]
チャットボット活用の仕組みには大きく分けて2種類あります。
①ルールベース型】「シナリオ」と呼ばれる、あらかじめ設定されたスクリプトに沿って会話を進めるタイプです。「人工知能」ではなく「人工無能」とも呼ばれます。定型的な会話が基本なので、カスタマーサポートや社内向けのサポートデスクとして、FAQ集代わりに利用するのに向いています。
【②機械学習:AI型】あらかじめ登録された膨大なデータの中から、AIが繰り返し学習をし、回答の精度を高めていくタイプのチャットボットです。自ら学習した内容をもとに質問の回答を探し出すため、高度な内容でも自然な会話が可能になるのが特徴です。(AI Messenger はこっちのプロダクト)

【解決しましたか?】
 └ 解決した

【何を知りたいですか?】
 └ A:チャットボットの種類
 └ B:チャットボット市場の動向
 └ C:AI Messengerは何をしている

 └ B

[説明]
2016年にマイクロソフトやFacebookなどの大手が、次々とチャットボットプラットフォームを発表し、2017年度のチャットボットの市場は11億円でしたが、2018年度は倍以上の24億円、2022年には132億円にまで、急激に成長することが発表されています (日本の生産人口の減少、働き方改革、などの背景が理由)

【解決しましたか?】
 └ 解決した

【何を知りたいですか?】
 └ A:チャットボットの種類
 └ B:チャットボット市場の動向
 └ C:AI Messengerは何をしている

 └ C

[説明]
「自然言語処理」という独自のAIエンジンが導入されている、AIチャットボットを開発・販売している組織。丁寧な設計・サポートと運用力が自社の強み。沖縄にもチャット専門のチームを持っていて、チャット対応の代行も対応できる。各大学と産学連携もしていて、自然言語処理の第一人者の教授と、チャットボットによって解決できる課題の幅を広げることに日々挑戦している。

【解決しましたか?】
 └ 解決してない

【何を知りたいですか?】
 └ その中でも玉岡はどんなことをしているの?

[説明]
新プロダクトの設計を任せてもらっています。CSまわりの課題感のヒアリング調査や、技術部分をエンジニアさんへ相談しながら、試行錯誤してサービスの仕込み作業をしているところです。詳しい内容は説明できないのですが、リリースを楽しみにしていてください!

【解決しましたか?】
 └ 解決した!

【CA ABEJAについて :執筆 小川】

株式会社CA ABEJA は、インターネット広告のデータを多く持つ「サイバーエージェント」と、Googleも投資した、画像認識のAI技術に強みを持つ「ABEJA」が共同出資で設立した会社です。

どんなことをしているかというと、主に3つで

①ABEJA INSIGHT for Retail
リアル店舗のデジタル化サービスの開発・販売。センサーやカメラを店内につけて、今まで測定出来なかった、買上率などの店舗内データを取得して、可視化します!

②CTR予測モデルの開発

③広告クリエイティブ自動生成システムの開発

この中で、ABEJA INSIGHT for Retail について説明します。

【ABEJA INSIGHT for Retailについて】

ABEJA INSIGHT for Retailは、いままで、POSでしか取れなかった「データ」をカメラやセンサーを用いて、より詳細に定量化するサービスです。

具合的には
①「入店者」をカメラでカウントしたり
②「入店者」の年齢性別測定をしたり
③店舗内の顧客の「動線分析」をしたり
④「入店者」のリピート分析ができたりする

それで何ができるかというと

「入店率」「買上率」が「見える」ようになるから、売上を上げるために
「販促を強化」すればいいのか、「接客サービスを強化」すればいいのかの判断ができる
②年齢・性別の推定ができると、「入店者」と「買上した者」属性のギャップが「見える」ようになるから、課題が浮き上がる。
③動線分析すると、棚ごとの「立寄り時間」が「見える」から、レイアウト変更の効果が測定できる
リピートした人が「見える」と、販促と合わせて施策の効果測定もできる

簡単に言うと「サイト」をアナリティクスで解析しPDCAを回すようなことが、「店舗」でできるサービスなのです。

これによって今まで、目隠しでしてきた、店舗経営をデータドリブンでできるようになるのです。このデータを活かして、商品開発がおこなわれ、みんながハッピーな世界をつくれればなと思います。

(店舗デジタル化に興味がある人は「CA ABEJA」の小川まで…!!)

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