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本が読みたくなる本 「読書脳」

Caballoの図書館へようこそ!
さて、皆さんに紹介する記念すべき一冊目は「読書脳」
タイトルにもある通り「本が読みたくなる本」という本
読書を趣味・習慣にしたいけど続かない人が読むべき1冊かと思う。
何せ私が「読書を趣味・習慣にしたいけど続かない人」なのだから、、、。

内容としては
・読書がなぜ必要なのか?
・読書の仕方(いつするのか?効率の良い読書とは?)
・あなたに合った本の選び方

などが書かれていて、読書が苦手な人が抱える問題を解消してくれる1冊
その中でも自分が影響を受けた箇所をいくつか紹介していこう


読書はなぜ必要なのか編

・AI時代にこそ「読解力」と「文章力」が必要

近年、Chat GPTの普及で文章をAIが考えてくれる時代
読書感想文などもChat GPTに作らせて問題にもなっている。
「AI」に頼るなということではなく、AIの能力を100%に引き出すためには
「読解力」と「文章力」が必要であるということ。
AIに指示を出し自分が欲しい回答を得るためには「文章力」が必要
AIの回答を100%理解するには「読解力」が必要

これら2つのレベルを上げるには「読書」が重要というわけだ。

・本は他人の経験をお金で買っている

自己啓発本の値段を見ると1冊あたり¥1500とかで高いな〜と思う人もいるだろう。私もそう思う人であった。
本というのは著者が失敗や成功を繰り返した上で見つけ出した「答え」を書いているもの。
人が悩み抱える問題なんて既に過去の人間が解決する答えを出している。
今の自分の悩みを¥1500で解決できると考えれば全く高いとは感じない。
自分が憧れる人、尊敬する人の考え方を知ることができるのだから

読書の仕方編

・読書はスキマ時間で読め

読書を始めるとなれど時間がない。という人もいてるだろう
読書をする時間を作るのではなくスキマ時間で読書をするのだ
特に通勤・通学の時間。あなたは何をしている?
ほとんどの人がスマホでSNSや動画を見たりしているのではないだろうか?
通勤・通学時間の平均は40分程度(片道)、このうち30分は電車であろう。
この時間を読書に変えれば良いのだ。
通勤・通学時間を読書に充てる人とスマホに充てる人
数年後にはとんでもない差が生まれているであろう、、、・

・本の内容を忘れないために「アウトプット」する

本を読んでも時間が経てば忘れてしまう。
これではせっかく読書したのに勿体ない。
忘れない為には「アウトプット」が必須なのだ。
具体的には「線を引く」「人に感想を話す」「SNSで感想を呟く」
これらを読んだら直ぐに行うことで定着力が上がるのだ
なぜ私がnoteで「本の感想を書いているのか」
お察し頂けたであろう。

・本は1から全て読む必要はない

本を読むにが苦手な人がやりがちなこと「読破」
全部読まないといけないと思うから嫌になるのだ。
本を読む理由は何なのだろう?
「知りたい情報を得ることだ」
決して、本を最後まで読み切ることではない。
本から必要な情報を得ることが出来ればそれで良いのだ。
最初に目次を見て、知りたいこと興味があるページから読めばいい。
小説には使えないかもしれないが、啓発本などでは使えるテクニックだ

あなたに合った本の選び方編

・本を選ぶ際は「守破離」を意識せよ。

「エクセル術」「SNS運用」「資産運用」など方法などについて解説されている本が沢山あるだろう。
この際、初心者ほど上級テクニックが書かれている本を選びがちなのだ。
当たり前だが、上級者に向けての本には基礎知識はほとんど載っていない。
これを初心者が見ても理解できるはずがないのだ。
今の自分のレベルに合った本を選ぶ必要がある。
守:基礎を学べる本「基礎本」
破:他の人の方法学べる本「応用本」
離:自分のスタイルを見つける本「ブレイクスルー本」
上級者者向けの本ほど、カッコよかったり、オシャレだったりで惹かれやすいが、注意が必要なのだ。

・低評価レビューが悪いとは限らない

Amazonなどで多くの人が高評価している本の中でも低評価をつけている人がいる。コメントを見ると「誰でも知ってる事が書いてるだけ」「低レベルで参考にならない」などが多い。これを裏返せば「誰でも知ってることを知る事ができる初心者向けの本」ということになる。
先ほどの「守破離」につながるがコメントしている人が自分のレベルに合った本を選べてないのだ。

最後に

今回、紹介したことは本のほんの一部にしか過ぎない。
本書ではもっと詳しく、分かりやすく解説されているので
本を読みたいけれでも中々読めない人などは読んでみても良いかもしれない。

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