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#建築をスキになった話

#建築をスキになった話

子供のころからデザインが好きで、自分で物を作ったり、綺麗な物を集めるのが好きで、建築は面白いのかもなぁと思ったことで大学を受けて無事合格して。

でも元々建築の世界は怖い世界だと思っていましたね。
事前に調べられるのって各大学のHPぐらいなものだったんですが、どこも講評中の写真があって、意匠系はやめよ、なんて初めから思っていました。
入学当時は競争社会の中で生き残れるかが不安で仕方ありませんでした。

わからないなりに背伸びして本読んだり講演聴いたりして、わからないことを自分で調べていくうちに、だんだんと話が理解できるようになっていくんですよね。
そうなってくると、自分の中の知識が次々とつながっていって、面白いなぁと思うようになりました。

私は物を作るのは好きですが、絵画表現が滅法弱くて、そのコンプレックスから自分の武器を大学いる間ずっと探していたような感じでしたね。
その中で出会ったのが有楽町の東京国際フォーラムでした。

この写真を見ていただければわかるのですが、この建築はとんでもない構造をしてるんですよね。
ぱっと見2点支持のような形に見えて、屋根が浮いてるように感じます。
夜の国際フォーラムは、ガラスのファサードで光が透過して、恐ろしいほど綺麗なんですよね。
この時に構造系に行こうと決めました。
絵が描けなくても構造が理解できればこんなにも美しいものが作れるのかと、感動した記憶があります。

この時から建築が本当に好きになったと思ってます。
計算で成り立つ建築形態の在り方というのが自分の興味にヒットしたので、それ以後はそのあたりをずっと勉強してました。

建築っていろいろな見方ができて、いろいろな表現があって、いろいろな関わり方があるなと、そこが面白いなと、そう思っています。

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