デカフェ、カフェインレス、ノンカフェイン

みなさんこんにちは!
新米バリスタの小林です。

今回はコーヒーに含まれるカフェインについてお話しようと思います。

カフェイン、一度は耳にしたことがあるかと思います。
コーヒー飲料、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラ、エナジードリンクや栄養ドリンクなどの飲料、チョコレートなど、様々なものに含まれています。
また、夜コーヒーを飲んだら眠れなくなった、という経験をされた方は多いのではないでしょうか。
その原因はカフェインによる脳の覚醒にあります。
といってもカフェインに直接そのような作用があるわけではなく、眠気とは本来覚醒作用のあるヒスタミンとそれを抑えるアデノシンのバランスによって調整されています。
カフェインを摂取することによって、アデノシンが抑えられ、ヒスタミンの抑制がなくなり脳が覚醒します。

一度カフェインを摂取すると、血中濃度が半減するまで3〜5時間掛かると言われているので、睡眠の質を気にされる方は夕方以降は控えるなど、コーヒーを我慢する必要があります。
それでも飲みたい方や、妊婦さんなどにはノンカフェイン、カフェインレス、デカフェといった選択肢があります。

全部カフェインが入ってないのに、名前がいくつもあってややこしいと思われるかもしれません。
ですが、実際には微妙に意味が違ってきます。

・デカフェ
コーヒー豆からカフェインだけを抽出したもの。
100%カフェインを抜き出すことは難しく、若干含まれている可能性があります。

・カフェインレス
カフェインを取り除いて90%以下にしたもの。

・ノンカフェイン
もともとカフェインが全く含まれていないもの。

現在の技術では100%カフェインを取り除くことは難しく、私の知る限りでは99%が限度だったと思います。

このように、カフェインが入っていない飲み物はノンカフェインと書かれたものだけにはなりますが、カフェインの摂取量が減れば、脳の覚醒は起こりにくく、夜でも安心してコーヒーが飲めるようになります。

時間を気にせず美味しいコーヒーを楽しみたい方、カフェイン摂取量を抑えたい方。
コーヒーを我慢しなくていい選択肢もありますので、ぜひとも参考にしてみてください。

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