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「Ship×Music」造船所の絶景と本物のクラシックがコラボ「名曲と絶景とワインと」株式会社三和ドック

広島県尾道市因島にある修繕専門の造船所、株式会社三和ドック。
 
会社紹介動画↓

ここ、三和ドックでは秋になるとクラシックの音色が響きわたります。

フランスと日本の二拠点で活動するヴァイオリニスト 小島 燎氏、さらには、今年のスペシャルゲスト・フランスヴァイオリン界の巨匠ジェラール・プーレ氏など、名高い音楽家が集まり数々の名曲を演奏するコンサートが毎年秋に開催されています。
 
開催場所は、三和ドック本社ビル展望カフェ「海路平安」をはじめ「しまなみ海道・秋の音楽休暇村」と称し瀬戸内地域の各ホールやお寺なども。

(展望カフェで演奏するジェラール・プーレ氏)

きっかけは、三和ドック寺西会長とヴァイオリニスト小島氏の出会い。
お孫さんのヴァイオリンの先生だったそうです。
 
小島氏が三和ドック本社ビルに訪問した際、展望カフェからの絶景を目にし「ここで演奏することはできないか」と提案したことから「造船所×クラシック」という新しいかたちのコンサートが誕生したそう。

(展望カフェのテラスでウェルカムドリンク)

活動を開始した時期はコロナ渦だったこともあり、イベントへの支援が途絶える中、地域での音楽活動を続けられるよう三和ドックの保有する船員寮で食事や宿泊先を提供し、彼らの音楽活動の支援を続けられたそうです。

(練習風景)

コンサート練習の合間には、三和ドック社員食堂で従業員のための無料コンサートも開かれ、従業員のみなさんは本物のクラシックを聴きながらのランチタイムで癒しのひと時を過ごしているのだとか。

(練習の合間に社員食堂でミニコンサート)

会長のご子息、寺西秀太社長は、「音楽が好きな方々や、一般の方に造船所を知ってもらい、親しみを持ってもらえる機会を提供することも目的の一つです。」と話してくださいました。

(2023/11/3 三和ドック本社ビルでのコンサート風景)

コンサートといえば、演奏後、音楽家の皆さんを盛大な拍手でお見送りするイメージがありますが、こちらでは「名曲と絶景とワインと」のテーマに沿って、演奏の後は音楽家の方々と一緒に、お酒と食事を楽しむ時間もあるそうです。

(フランス人ゲストアーティストを会長が日本酒でおもてなし)

本場のクラシックの後の和やかな時間。
 
旅行やお出かけされた際に、瀬戸内の絶景と素晴らしい演奏とお酒を楽しみながら三和ドックで穏やかなひと時を楽しむのも良いですね。
 
しまなみ海道・音楽休暇村では地域の小学生~高校生とのコラボや、書道とのコラボなど斬新なコンサートが数々開催されています。

(若手音楽家への指導風景)

こうした地域での音楽活動には「島嶼部でジャンルの垣根を超えた音楽祭を存続させ、文化芸術に親しむ子どもたちが増えていくことで、地方の文化はもっともっと豊かなものになる」という全国のモデルケースとなりうる願いも込められています。
 
また、コロナ禍をきっかけに停滞化していた文化活動を目の当たりにする中で、このようなイベントを継続させていくためのクラウドファンディングにも挑戦。

沢山の方々にご賛同いただき、目標金額を達成できたそう!
 
今後も、瀬戸内地域ではこのようなイベントを続けながら、コンサートも定期的に開催されるそうなのでお見逃しなく!!

「しまなみ海道・音楽休暇村」について詳しくはこちら↓

株式会社三和ドックHPこちら↓

中小造工HPはこちら↓



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