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千年経っても感動する和歌

春ごとに

「はるごとに 花のさかりはありなめど あひ見むことは いのちなりけり」

春がくるたびに花の盛りはあるけれど、それを見ることができるのは自分の命があってこそのことなのですね

古今和歌集の歌なので千年以上前に詠まれた歌です(よみびと知らず)。こんなに昔の人なのに、今の時代に生きている私と同じ気持ちなんて・・・・人の心は時代を経ても変わらないものなのですね。桜を今年も見られた喜び、生きている喜びをかみしめて書きました。

今回は淡いオレンジ色の紙に書いてみました。ピンクの料紙でもよかったのですが、華やかな感じより少し感傷的な感じををもたせたくて、このように仕上げました。

競書の課題だったので、良い結果をもらえるかどうかはわかりませんが、それは別にして、いつでも気持ちを込めて書くことを大事にしたいと思っています。

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