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4歳児毒殺事件・・・札幌首なし殺人事件との酷似


 

鬼畜

 
2024年2月東京台東区で4歳の娘に毒物であるエチレングリコールと抗精神病薬オランザピンを飲ませ殺害した容疑で夫婦が逮捕された。さらに6年前夫の姉にも同じ物質を飲ませて殺害した疑いも浮上している。
自分の子を毒物や薬で殺すという身の毛もよだつ事件はなぜ起きたのか
捜査の過程で明らかになったのは妻の「狂気」だ。

夫婦の関係


 「夫は自分の意思を持っていない感じ。妻がノーと言えばノーになる、二人はそういう関係なんです」という証言が物語るように夫婦の関係は女王と奴隷の関係に近かったと言われている。「父親は普段から母親の化粧品のお使いや下着の準備をさせられていた」「仕事中でも妻から「アイスミルクティーを作れ」というような電話があると顔色を変えて飛んで帰った」と言われている。
自宅マンションはゴミ屋敷状態。夫は資産家だった父親からマンションなど相続したが妻は浪費癖があり生活費は異常な額に膨らんでいたと言われている。

放火事件~児相保護


 2019年の3月に妻が放火容疑で逮捕されている。些細なことで癇癪(かんしゃく)を起こし、その勢いでベランダに放火したと言われている
 この事件後児童相談所が4歳の娘の虐待が疑われるとして保護。それまでも多くのトラブルがあっての放火事件であるから第三者から見れば適切な判断だと思われる。しかし、我が子を児相に奪われたと訴えた母親はさらに精神的に不安定となりトラブルはエスカレートしていく。
 結局子どもは戻されたものの最悪の結末を迎えることになった。

精神病


 さて、誰の目にも妻は「性格が悪い」というレベルを超えて精神状態が異常であったことは明らかだろう。児相の関係者も「母親はサイコパス」と発言している。
 精神科に通院していたという報道は今の所ないが児相が精神科通院を勧めていることからも「精神病」であることは疑いようがなく、病院に行けば「統合失調症」と診断されることは間違いない。
 統合失調症患者が家族を奴隷のように扱い、犯罪行為に加担させるという行為は札幌首なし殺人事件と符合する。ゴミ屋敷、自分が睡眠薬代わりに飲んでいたというオランザピンという「薬」。さらに、逮捕時に妻が自分で歩くことができなかったのは統合失調症における「発作」であることなど、多くの共通点が浮かんでくる。
 発作を起こすのは「重症」の破壊型統合失調症だ。

恐怖の支配


 夫が奴隷化していたのは札幌の事件と同じく「恐怖」からだろう。統合失調症患者の一部の人たちは恐ろしい狂暴性を見せる。気に入らないことがあると癇癪を起し常軌を逸した罵倒、殺されるのではと思うほどの暴力に及ぶことも日常だ。一方で発作を起こして失神したり、まるで人間とは思えぬ化け物のような様相を見せる「解離性障害の発作」も頻発する。
 家族はただ恐ろしくはれ物に触るように、怒らせないように、興奮させないように、どんなにわがままや理不尽な要求を押し付けられても言いなりになるしかなくなってしまう。
 その恐怖は脳を蝕み、やがてその状況に何の疑問も感じなくなる「洗脳」と同じ状態に陥る。

なぜ統合失調症治療薬を常用していたのか?


 オランザピンは妻本人が「眠るために」常用していたが「効かなかった」と言っている。
 この薬は睡眠薬ではない。抗精神病薬と呼ばれる神経弛緩作用(頭をボーっとさせ何も感じなくさせる)を持つ薬だ。興奮したり暴れたりすることを防ぐ働きがあるから精神科医療的に考えれば服用自体は間違っていないことになる。
 睡眠薬も抗精神病薬も精神科に行けばいくらでも処方してもらえる。しかし、妻はわざわざ通販で海外から購入している。どうしてそんなことをしたのか?
 おそらく自分が精神病であることを認めたくなかったのだろう。精神病は「病識がない」病気である。周囲から見ればどう考えても病気にしか見えない状態でも自分が病気だとは気づかないし考えていない場合がほとんどなのだ。それに加え病気だと診断されればまた子供を児相に取られるのではないかという不安も働いた可能性がある。

薬との接点


 薬を殺人のために用いるということは精神科に通っていなくても薬に関しての知識はあるということだ。これは睡眠薬をはじめとする「精神科の薬」を使った経験があるということに他ならない。
 おそらくそれは夫と出会った頃夜の仕事をしていたことに起因するものだろう。看護師などを含め夜の仕事をする女性は日常的に睡眠薬を使用している割合は高く、合法、非合法を含め蔓延している。睡眠薬はもちろん眠る目的の薬であるが、ストレスから逃れる麻薬代わりにも使用され、オーバードーズの対象にもなっている。長期連用すると依存症に陥ることも知られていて、一度服用しはじめるとやめられなくなる人も多い。

GABA作用


 抗精神病薬、抗不安薬、睡眠薬、中枢神経刺激薬など精神科の薬はGABA作用薬でもある。精神安定作用があると言われているGABAは前頭葉シナプスの働きを鈍くしストレスを感じにくくし一方で多幸作用をもたらす・・・つまり麻薬を弱毒化したものに他ならないということだ。
 もちろんそれでも精神病の症状が緩和されるのであれば有意義なものになるはずなのだがGABAが統合失調症の原因であるシナプスの刈込という現象に関係しているという研究が2012年以降世界中で相次いで発表されているのだから話は複雑になってくる。
 ・統合失調症の発症にはシナプスの減少が関連 
               (2012年国立精神神経医療研究センター)
  ・シナプスの刈込にはGABAが直接的に関与  (2013年東大大学院)
  ・ストレスが大きいほど情動記憶シナプスの刈込が大きくなる
            (2015年マンチェスター大学ペネロペ・ルイス)
  ・GABA作用が自殺や異常行動を引き起こす
                    (2023年睡眠専門医三島和夫)
 これらをよくよく考え併せていけば「ストレス時に過剰分泌されるGABAが前頭葉シナプスを過剰に刈込むことによって統合失調症が発症する」ということは小学生にでも出せる結論なのだが、その事実はいつまで経っても明らかにされない。
 それは精神科で処方されるGABA作用薬が統合失調症促進薬であり、精神科医療は精神病を作り出しているという不都合な真実を隠したいからだ。
 札幌首なし殺人事件の犯人も発達障害の薬物治療を受けてから統合失調症を発症していることは間違いないだろう。この事件の犯人も睡眠薬を服用するようになってから性格が極端に悪くなっていったという事実が調べればすぐにわかるはずだ。
 もちろんストレスによる自然発生を否定するつもりはないがそれはごく少数であり、「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人は数週間睡眠薬を連用するだけで簡単に統合失調症を発症するのだから。

なぜ児相に取られたと大騒ぎした娘を自ら殺したのか?


 残念ながら統合失調症の患者に子育ては難しい。なぜなら統合失調症は前頭葉が「幼児化」する病気であるから。
 子どもが子どもの面倒を見れるはずがなく、薬が原因とは限らないまでも虐待やネグレクトの原因のほとんどは統合失調症に他ならない。
 児相から取り戻してから娘が「今までと違う」と感じていたようだ。おそらくは被害妄想でしかないが、児相で「洗脳されてきた」と思い込んで「かわいいと思えなくなった」ようなのだ。そう思い込むと一つ一つの言動行動がストレスに感じられるようになる。
 妻は強い殺意を抱いて殺したのか、というと、おそらくそうではないと私は考える。死に至らしめた時には娘と二人きりだった。第三者がいないと解離性障害の発作が起きやすい傾向がある。別人の悪魔が首をもたげ、とどめを刺したのだろう。札幌の事件でも解離性障害の別人格が殺したと言っていることもまんざら嘘とは言えない。それが統合失調症の真実なのだ。

 私はこの事実を確実に立証できる。発達障害の傾向を持つ10歳前後の子どもにGABA作用薬を連続あるいは多量に投与すればすぐに結果を得られる。お疑いの方は家族で実験されたい。大丈夫、製薬会社の言うように「死ぬことはない」から。



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