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性別でなく個人を見る

タロットカード 6番

『恋人たち』

正位置
男性の持つ  理性、客観性、思考力
女性の持つ  感覚や感受性、共感力
それらが調和・共感し安心感を
もたらす事を表す

恋愛では良い出会いに恵まれる

頭で考えるより感覚に従うこと
自分の「心地良い」に耳を傾ける

逆位置は
気まぐれからの注意散漫
違和感、意見の相違 等


この世には体の構造からすると男と女の
2種類の生物が存在する

昆虫や単細胞生物などには雌雄同体のものや
その時々によって雌雄を決める
生き物もいるけれど

人間はもう少し複雑で心が体と乖離
している人や性別を感じない人など
様々存在する

そんな世界の中で調和し平和に暮らすには
単純に性別で分類・判断するのではなく
個人としての人間性を認める事だと思う

男なのに女々しいとか
女なのに粗雑だとか
性格の前に性別を付けることで
その人本来の個性や良さが隠れてしまう

男性にも繊細で細やかな人がいても良いし
女性でも家事が苦手で外でバリバリの
リーダーシップを発揮する方が
“らしく生きる”事ができる人だっているのだ

LGBTQ+のバリアフリー化、平等というのは
そういった個人の特性・人間性を世間が
弾くこと無く『その存在』を認める事

当事者(と言っている人達)が
権利を叫び生まれたままの姿で
大騒ぎしなからデモを行っているのを見たが
それをすることで逆に悪い印象を
与えている事にどうして気づかないのか

真っ裸のパレードにしかめっ面をして
嫌悪感を抱いている人もいることに
気づいて欲しいと思う

そういうデモが許されるような
社会になるならLGBTQ+など認めないと
言う人もいるのだから

本当に切実に権利を認めてもらいたい人々は
ただ“そのままの自分として”
普通に暮らしたいだけなのだ
訴え方を間違えると逆効果になってしまう

人間の個性・特性を保護する法律など無くても
ありのままを自然に受け入れ隣人として
助け合いみんなが心地良く暮らしていける

そんな世の中に早くならないかなと切に願う


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