人材不足とマネージメント
自分が管理職となったらマネージメント能力問われるのは当然の事となりますが、決して簡単ではないマネージメントについて話していきたいと思います。
まずはじめに、昨今の日本では、どの業界に至っても『人手不足』が騒がれていますよね。
当然の事ながら、世の中は完全に売り手市場となり日本は変貌を遂げてしまいました。
『人員不足』による閉店や倒産も悲しいことに今や珍しくはありません。
一昔前みたいに使えない人間や言うことを聞かない人間に
「もう、お前帰っていいよ」
なんて簡単に言えない時代となってしまいました。
(もちろんコンプライアンスが厳しくなった事もありますが..)
では、難しい人材だから使わないなんて言ってられませんね。
どうしたらいいのでしょうか?
①厳しく覚えられるまで指導をする?
②優しく寛容な心で接しながら指導をする?
皆さんも日々の業務の中で悩み葛藤しておられる方も少なくないでしょう。
しかし、自分の考えではまず大前提として①②どちらでもありません。
1番肝心なのは『信頼関係の構築』と考えいるからです。
①に関してとなりますが、自分が相手から嫌な上司に見えていたとしたら、言うことを聞いて欲しいのにいらない障壁がひとつありますよね。
②に関しては、甘くし過ぎ相手に舐められてしまっては指導もあったもんじゃありませんよね。
①②の上に『信頼関係』があったらどうなるでしょうか?
答えは言うまでもないですよね。
自分が逆の立場なら当然の事だと思います。
①②『どちらか』ではないんです。
①②の『どちらも』使えるんです。
ですが『信頼関係』を構築するのは容易な事ではありません。
大きくストレスがかかり忍耐力が必要となります。
日々の声掛けによるコミュニケーションから始まり、厳しくし過ぎず舐められ過ぎず、ずっとシーソーの真ん中でバランスを取り続ける感覚と似ています。
これを毎日の業務と併せて行わなければなりません。
なんだか頭がおかしくなりそうですよね。
しかしながら、やらなければなりません。
『人員不足』の世の中なのですから。
自分の学生時代を振り返り、大好きだった恩師や尊敬する上司は、こんなにも心の中で葛藤していたのかと思うと胸が締め付けられます。
もう自ずと答えが見えてきたのではないでしょうか?
自分自身がマネージメントに向いているか、又はマネージメント能力に長けていたとして、それに耐えうる精神力があるか。と、なるのです。
長期雇用を見据えた
【教育・指導・職場環境・人員配置】
どれをとっても今の時代、切っても切り離せないのが『人員不足』と『マネージメント』です。
悲しく辛いことに『人員不足』が日本から解消されない限り、この管理職の苦しみは一生付き纏います。
今後、マネージメントに携われる方や携われている方に少なからずですが共感と応援のメッセージを込めて締めくくらせていただきます。
生きづらい世の中ですが、誰かがやらないといけない仕事です。
ですが、どうか決して無理をし過ぎないようにしてください。
ここまで長文駄文にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
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