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#40 『向日葵のかっちゃん』を読んで

意志を持って過ごすと決めたゴールデンウィーク。

心の声を聴き、自分を悦(よろこ)ばせるゴールデンウィークにしたいと思います。

さっそく、その中の一つである読書。

『向日葵のかっちゃん』

を読みました。

時計も漢字も読めず、支援学級に通うかっちゃんの毎日を一変させたのは、心と体の両方を目一杯使って教えてくれる熱血漢すぎる先生だった。

お母ちゃんにも怒られてばかり、みじめな毎日に負けそうになっていたボクに奇跡を起こした出会いと成長の物語。

『向日葵のかっちゃん』より


元々、文章を読むことが苦手な私。。

かなりゆっくり読むか、同じ文章を2回くらい読まないと頭に入ってこないんです😭

しかし、カラコロ〜育児とか日々のキロクさんの記事を読んで、「是非、読みたい!」と思い、読み始めました。

実体験ということもあってか、めちゃくちゃ引き込まれて夢中になって読みました。

本の内容については、カラコロ〜育児とか日々のキロクさんの記事をご覧ください。


小学校5年の転校によって出会った森田先生。

子供と同じ目線に立ち、誰よりも真剣に取り組んで成功体験を積ませ、
一緒に喜びを分かち合いながら成長へと導く その姿勢に感動を覚えました。



主人公のかっちゃんは、この森田先生から多くのことを学びます。

・勉強が苦手でも立派に生きている人はたくさんいること

・勉強することの大切さとスポーツの楽しさ

・勉強することの本当の意味は、考えることであること

・勉強は、考えることの手助けになる道具なんだということ

・世の中には、まだまだたくさんの不思議があること

・勉強は頭で覚えるのではなく、体で覚えるということ

・どんな時でも決してあきらめないということの大切さとすばらしさ

・頭がいいとか悪いとか、体が大きいとか小さいとか、かっこいいとか悪いとか、勝つとか負けるとか、そんなことはどうでもいい。一番大切なことは、自分がどんだけ頑張るかということ。


そして、あとがきにはこんなことが書かれていました。

人は、たったひとりでいいから、自分を丸ごと受け入れてくれる人がそばにいてくれさえすれば、
たいていの困難は乗り越えることができるに違いない

『向日葵のかっちゃん』あとがきより


私もひとりの親として、今、この瞬間も熱く込み上げてくるものを感じます。


恥ずかしながら、我が子に対して、我が子でありながら偏見を持っていた部分があります。


「こんな性格だから」

「運動が苦手だから」


親として未熟でした。




私がこの本を通して決意したことがあります。


・子供に真剣に向き合うこと

・子供の可能性を信じ抜くこと

・どんな状況であっても、まるごと受け入れる存在でいること


もし、これらが揺らぐことがあれば、またこの本に戻ってきたいと思います。


今、この本に出会えたことに感謝です。



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