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【INFJ】フォロワーシップで生きていく

皆さんこんにちは、しまさです。
今回はINFJの記事を書きました。

チームにおいて求められる能力としては、まずメンバーをリーダシップが思い浮かぶと思いますが、それとは別にフォロワーシップという能力が存在します。その名の通り、リーダシップがメンバーを導く(lead)のに対し、フォロワーシップはメンバーを支える(follow)能力になります。

そして、INFJはこのフォロワーシップ能力が高く、それをフル活用して生きていった方が自分の強みを最大限生かせるのではないかと思います。たとえリーダーになったとしても、メンバーを導くのではなく支えるのです。

フォロワーシップ自体聞きなじみがないかもしれませんので、その辺も踏まえて私がそう思う理由をお話ししていきます。


①フォロワーシップとは

フォロワーシップとは、フォロワー(組織やチームを率いるリーダーのもとで業務を遂行する社員)が組織やチーム、リーダーのために主体的に考えて行動することを意味します。

具体的には、リーダーと異なる意見を持った際に正確に伝えて議論を促す、仕事を積極的に引き受けるなど、自身のポジションでできる積極的な行動です。組織の成長や成果の向上が目的となります。

フォロワーシップとは

まずはフォロワーシップの意味がこちらになります。よくよく調べると明確な定義は存在しないそうですが、簡単にまとめると、フォロワーが主体的に行動してチーム全体を支えることです。

たとえリーダーではなかったとしても上からの指示を待つのではなく、自らの意志でチーム全体のためになる行動を行うのはとても大事ですよね。リーダー1人でチーム全体をカバーするのは難しいですし、フォロワーの協力は不可欠です。

また、リーダーシップとの主な違いとしては、リーダーシップがチームのビジョンや方向性を示し導いていく存在なのに対して、フォロワーシップは導くのではなくチーム全体が健全に機能するように支えます。

チームを導くのではなく支えるのです。

リーダーには色んなタイプの人がいますが、私はこのフォロワーシップ能力に長けたリーダーもいると思います。いわゆる、上から引っ張るのではなく、下から支えてくれるリーダーのような。そういうリーダーは目立たないけど実はすごくて、個人的にはとても素敵な存在です。

そのため、リーダシップでなくとも、フォロワーシップで生きていくことには何も問題はないと私は考えます。何より、自分の強みを生かせる選択ができた方が、チームとしても強くなりそうですしね。

②INFJの強みとの相性

では、INFJがフォロワーシップで生きた方が良いと思う理由を、その強みから説明します。

細かい部分によく気づく

INFJはその洞察力の高さから、他の人が気が付かないような細かい部分にもよく気が付きます。そのため、リーダーや他のメンバーとは違った視点で意見を言うことが得意で、それは議論の発展や間違いの訂正にも大きく貢献できます。

気づいたことを言語化するのに時間はかかるかもしれませんが、他の人には見えていない視点なので、それは後々の段階で大きな効力を発揮すると思います。会議の場では言えなかったとしても、後でリーダーにこっそり伝えるなどでもよいかもしれません

フォロワーシップはリーダーや他のメンバーと同じ行動をしていても意味をなしませんし、他のメンバーが気が付かない部分に気が付き、人と違う意見が言えるINFJには相性が良い能力と言えます。

献身的な性格

INFJは第二機能に外交的感情Feを持っていることからか、周りが求めていることを察知して、献身的に行動する傾向があります。誰かに指示されなくとも、チームが求めていることを自発的に考え行動するのです。もはや、指示される前に行動していることの方が多いかもしれません。

また、INFJは自分よりも他人のことに必死になりがちな気がします。自分のことは何を言われても全く気にしないけれど、大切な人を馬鹿にされると絶対に許さないようなINFJも多いのではないでしょうか?

たまに自己犠牲するほど献身的になってしまうのが難点かもしれませんが、チームのために自発的に行動してしまうその性格は、フォロワーシップに生かせる強みだと思います。

自律心が強い

INFJは大勢で何かするよりも、自分一人だけで行動するのを好みます。そのため、誰かと付きっ切りで仕事を進めるよりも、自分の頭で考えて物事を進めるのが得意であり、チームに対する依存性が極めて低いです。タスクすらも自分で見つけて勝手に対処していることがあるかもしれません。

これは私の一意見ですが、全ての物事はキャッチボールであり、自分がボールを持っている間に、どれだけそれを進められるかが重要だと考えています。

仕事であればタスクを投げ合いますし、コミュニケーションでは言葉を投げ合います。その投げ合いでは進ませたい方向があり、自分にボールが投げられた時はその方向へ進ませてから相手にボールを返します。そして、それを繰り返すことにより、最終的には目的を達成させます。

INFJは誰かに依存することなく自律して物事を進められます。「これやっといて」のような抽象的な指示で動ける人もいるかもしれません。そんなINFJはリーダーや他のメンバーの負担を減らせる、良きフォロワーなのではないでしょうか。

③リーダーではなくマネージャーに

会社にもよるのかもしれませんが、私が勤めている会社ではチームをまとめている役職を、リーダーではなくマネージャーと呼びます。私は個人的にこの呼び方をとても気に入っています。

リーダーと聞くとチームの象徴的な存在で、「俺に付いて来い」のような皆を導いていかなければというプレッシャーがあります。それに対して、マネージャーは直訳すると「管理する人」という意味です。導かなくても、チームが機能するように管理すればよいのです。

そして、管理なので、メンバーを支えるフォロワーシップがより活かせます。管理は導かなくとも、全体を把握して支えることで成立できますからね。

また、たとえ肩書きがリーダーになってしまったとしても、フォロワーシップが活かせるマネージャー的存在として振る舞うことも可能だと思います。リーダーなんて所詮は肩書きですし、色んなタイプのリーダーがいた方が面白いです。時には、マネージャーの様な支えるタイプのリーダーも。

INFJは人の内面をよく見ていますし、メンバーを活かすのもきっと得意です。そのため、皆を導くリーダーにはなれなくとも、フォロワーシップを活かしたマネージャー的存在としては大きく活躍できるのではないでしょうか?

まとめ

INFJの洞察力や自律心、献身的な性格はとてもフォロワーシップ能力と相性が良いです。他の性格タイプにはない強みでもあります。

そして、フォロワーシップ能力だけでは良きリーダーになれないわけではありません。きっとメンバー個人の特性を活かした、チームを全体を下から支える良きリーダーになれます。

世の中ではリーダーシップばかりに着目されがちですが、自分の強みを最大限活かせる選択をしていきたいですね。

以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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