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前向きになれた本のこと

「自分と向き合う時間をつくる」

これは松岡美希さんが代表を務めるじぶんジカンのコンセプト。

松岡さんのことはこのnoteで知ったんだけど、実はわたしもこのコンセプトをずっと温めていて。

いや、後出しジャンケンにも程があるって感じなのだけれど、自分にとっては、研究が「自分と向き合うこと」だったからそんな還元のしかたもありなのではなんてね、思ってたんです!

話をもとに戻すと、昨年末にエッセイと自分と向き合うためのノートを買って、さらに最近またエッセイを追加購入したところ。

左:エッセイ 右:年末ノート

今日は追加購入したエッセイのお話を。
読んでいてすごいなぁと思うところは、物事に対する解像度の高さとそれを伝える言葉選びの確かさ。
そしてもうひとつ。地に足ついていること

わたしにとって、この地に足ついて前向きになれるっていうのはとても大事で。
音楽や本、人との会話とか自分を前向きにしてくれるものはたくさんあるんだけど、結構な確率でやる気が出過ぎてしまう(笑)
そうすると色んなことを見失ったまま突き進んでしまうことになる。

そんなことを何度も繰り返して、勇気づけられた曲を聞かないようにしたり、一時期は励まされるのさえ怖くなったりしてた(いま思うとツッコミどころは多々)。
だからこそ、松岡さんのエッセイを読んで救われた。

なにが違うのかなぁと考える。
理由はきっと色々あるのだろうけど、
あくまでも自分の体験の枠からはみ出ずに等身大のことばを紡いでくれているからなのかもしれない。

だから、こちらは押し付けられることなく、「そういえば自分ってこうかも」「いやもっと考えられるな?」なんて、地に足ついて前向きになれる。

どこを切り取るか悩んだ結果、これは文脈を断ち切っては伝わらないと判断。なので、好きなタイトルをひとつ載せておきます。

根をはって、伸びる

『自分に無理なくはたらく暮らす』


これ、いわゆる「覚悟」のこと。
松岡さんのセンスが柔らかくきらっと光ってる。

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