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ワーママ小1の壁に砕け散った年度の人事評価は中の中。それでもいいと思う理由。

ワーママになってから7年…
社会人になってから18年…

ここまで来ると、子どもがいようがいまいが成長は頭打ちになりそうだ、なんとなく。

そして、まさに頭打った。
思うところと気づきをまとめた。

人事評価は2項目の組合せ

おそらく多くの会社と似てて、今の会社の人事評価は、「何をしたか」に当たる業績面からの評価と「どうやったか」に当たる企業価値の体現度合いからの評価と2種類ある。

2023年の人事評価の結果を受け取った。
2種類とも通常通りの評価を拝受した。
優、良、可のうち良、松竹梅なら竹だ。
一番受け取る人が多いボリュームゾーン。

小1の壁を乗り切った2023年。
振り返ると派手な仕事もなく、ひたすら最低限の質と量を乗り切った。
こんなもんかなあと思う。
むしろ、クビになったりしなくてよかったくらいかも…

ワーママ評価の変遷


思い返すと今の会社にはここまで8年も在籍させてもらっている。
産育休を2回はさみ、評価がついたのは7年分。

その中で、「良」と「優」の組合せが4回、「良」ふたつの組合せが3回。
紐解くと「良」ふたつの組合せは、第一子復帰直後と第二子復帰直後に出現している。

第一子の育休で抜けたのは10月末でしっかりとした評価がついたし、復帰したのも4月で評価がついた。ただ、復帰後は「良」がふたつ。

第二子の場合は8月末で育休入りし業績予想のボリュームも見劣りするし「良」がふたつ。翌年11月に復帰したので評価対象外。そしてこの度「良」がふたつ。

引いて見ると、第二子は産育休前後の年の人事評価が、しょぼーん、となってしまっているのである。

評価がいまいちなのは子どもがいたせい?


育休に入るタイミングとしても評価がつきづらかったし、復帰したときは評価がない上にその後派手な活躍をしていない。

とは言え業績評価は、そのとき会社としてノリノリの案件があるかどうかにも左右されるので産育休と関係ない年でも評価が落ち込む可能性はある。

ただどうしても、派手な仕事を取りに行く気にもなれないし、成果が出るんだか分からない魑魅魍魎とした仕事は避けたくなるし、がっつり仕事ができないとき無難に「良」ふたつで落ち着くのは自分としても仕方ないと思う。

むしろ、良が取れたら充分ではないか?!

それくらい、サバイブが大変だった。
特に小1の壁イヤーは…
人生の中では一番何もかもを頑張った記念すべき年なのに…

産育休および子育て中というステータスは評価に影響していないとは言い難そう。

ワーママだから評価がつかないと悲観しなくていいかも?


この第二子育休近辺の人事評価の冴えなさを悲観しすぎなくてもいいと思う理由がある。

それは、なぜかと言うと、給与やポジションを上げながら働きたいならば、それをしつつ評価も同時にしかも早期にグイグイ上げていくのはやはり厳しいと思うから。

思えば、第一子の育休復帰後に仕事を起動に乗せ「優」をコンスタントに取れたのは、経験が豊富な慣れた仕事の範囲で同じ職責の中で技を磨いて成果を出せたから。それは「私、仕事できてるね?」と思いやすく、自信を保持するためにはいいが逆に「新しい挑戦、できてないなぁ」と視野が広がらない不安も募る。

組織の中でキャリアを語る時、新しい分野にチャレンジしキャリアの幅を広げるか、同じ分野の中で上に上がりたいか?をセットで問われる。実際は、幅を広げながら上にも上がるのがベストに思う。

もし、ポジションが上がったり、責任が広がったりしていたら「優」をドンドコ取るのは自然と難しくなる。

どうしても、新しい仕事には「慣れる期間」がいる。

私の場合、ちょうどその時期が、第二子育休前後にまたがって到来していた。ならば、「良」ふたつで停滞しているように見える人事評価もまた、新しいポジションや責務へのチャレンジの副産物として全然許せるのでは?

いや、むしろ、「優」の取りやすいような、自分にとってのセーフティゾーンから出たことを褒めてもいいくらいに思おうかと…

これは子どものあるなしに関わらず自分に言えそうなことだった。

今後目指していく評価の稼ぎ方

ちなみに、会社都合の環境変化を受けて、古巣の会社へ出戻り転職する。8年が経過しており部も違いポジションもアップする。

この流れから、素晴らしい仕事をしてキラキラ輝くよりも、とにかく与えた役割を全うしたいと思う。

「良」が取れたなら御の字と思う。

その上で、自分が価値を提供できる仕事のあり方を模索していきたいと思う。

まとめ

人事評価だけを字面だけで追って見ると「ワーママだから産休で評価が上がらない、むしろ、下がってしまった」と焦ってしまう。

けど、どんな状況で仕事をしたかまであわせて捉えると、「仕事の責任や分野を広げて新しいことにチャレンジしている」自分の存在に気づくことができた。 

今回の人事評価について思いを巡らせてみて、「表面的な情報やよく聞く言説に縛られず、自分を取り巻く状況を自分の言葉で定義することが大切だ!」という気づきになった。

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