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自分を褒めて心の中のスタンプカードにスタンプを押そう!

子どもの教材って、できたらシールやスタンプをもらえるものが多い。

毎日毎日まーいにち、同じことの繰り返し。
それを子どもたちはシールやスタンプで乗り切っている。
なぜなのか。
シールやスタンプは、ご褒美という位置付けだ。

なら大人は?

シールもスタンプもないけど、ご褒美がほしい!

たまに、自分へのご褒美と称して美味しいものを食べたり、お洋服やアクセサリーを買うのもいいけど、お買い物が得意ではない私は別の方法で毎日の自分へご褒美をあげたい気持ちになった。

それで、結論としては、毎日自分を褒めて心の中のスタンプカードに、ポン!と「よくできました」💮のスタンプを押すことにした。

心の中の活動なので、誰にもバレないし「そんなことで、自分を褒めるなんて、レベル低いね」なんて言う人もいない。

そもそも、毎日生活を続けていくことは大変なことだ。

例えば毎日家事をしている時間は1時間ほどは絶対にあるはずだが、1週間で7時間、365日だと365時間。それは映画182本分!一年で映画182本観てねと言われたら「そんなの大仕事だよ!!」と思う。じゃあ、家事は?そう、大仕事だよ!!

子どもの保育園送迎や小学校の宿題を見る時間。一日トータルでやはり1時間はあるはずだ。やはりこれも大仕事だ。疲れていても眠くても欠かさず続いている。これはただ事ではない。

もっと小さい頃の授乳やおむつ替えなどを例えば、毎日1秒動画に撮ったとして1年分繋げたら365秒。約6分。だけど6分も観るうちに、赤ちゃんは寝返りを打ちはいはいをし立ち上がり、食事をし始める。1年間にやってきたことの凄さを痛いほど感じるだろう。それを何年も繰り返すのだ。

誰かにほめてもらえるわけじゃなくても、誰もがとんでもなくすごいことをしながら生きている。自分でそれを認めてしまえばいいのではないかと思う。

昭和な父親は、家族に邪険にされるとお決まりのセリフをはく。「誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ」そりゃそうだ。パパさんだって、誰かに認めてほしい。存在意義を家族に認めてもらいたい。そう、パパは大事にしなければならない。

しかし、冷静に考える(昭和パパのことは置いておいて一般的に)。誰かのために何かをしていると思うと、その誰かに認めてもらう必要が出てくる。自分のためにしていると言う気持ちがあれば、他人に認めてもらうかどうかは二の次になる。そうなりたいとずっと思ってきた。

仕事に家事に育児に。全部、私は自分のためにやってると思えたなら。誰かのせいで、誰かが協力してくれない、誰も認めてくれない、と、他人に振り回されずに済むんじゃないか?どうしたらそうなれる?そう考えたら、行き着いた答えが、自分で決めたやることをやれたら自分を褒める、だった。

そんなわけで、ポンポンポン!とこれまで生きてきた年数分を遡って私は心のスタンプカードにスタンプを押している。

今日も、一日が終わったらよくがんばった!とほめてスタンプを押すつもり。

子どもたちは、いつからシールがご褒美じゃなくなるのかな?

その時が来ても私は教えてあげたい。 
いくつになっても、シールをあげよう。
そして自分で貼ってもいいよと。

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