身近なものの中に「構造化」されたものを探してみた
お会いできて光栄です
けんです✌️
突然ですが、「構造化」ってご存じですか?
ビジネスの世界でも使われているみたいですが、
今回は福祉の分野でのお話です
といっても、そこは「やらかし系生活支援主任」です👕
難しい話が苦手とは言いませんが、
私っぽい切り口で書いていきましょう⭐
キーワードは「ASD(自閉症スペクトラム)」
※自閉スペクトラム症とも
いきなりゴリゴリの専門用語ですが、
ここはしっかり抑えておきます
いまいちピンとこない場合は
「見通しを持てないことに対して、不安が強くなってしまう人」
という風にイメージしてもらえると良いです
私の勤めている施設にも、その不安な気持ちと付き合っていくことに特別な支援が必要なご利用者さんが何人もいます
構造化って何?
パッと見て何をするかが分かりやすく示されているもの
と考えて下さい
見通しが持てないことで不安が強くなってしまう人にとって、
「次に何をするか」
「ここは何をする場所か」
「明日は何をする日か」など
その人にとって不安になりやすい部分が、
パッと見てわかるように示されていることで
格段に安心して生活できるようになる
というわけです🌈
身近なものの中に構造化されたものを探す
前置きが長くなりましたがここからが本題です😊
構造化をより身近に感じてもらうために、日常生活の中にある「パッと見てわかりやすく示されているもの」を探してみました
①駐車場の白線🚗
ただの広い空間よりも、線で区切られていたほうが
「どこに車を停めるのか」がわかりやすいのではないでしょうか
②レジの前の足跡マーク
人と人との距離を取るための工夫です
マークやラインがあることで
「どこで待つのか」
「どれくらいの距離を空けるのか」
パッと見てわかりやすく示されています
③バスツアーの工程表
いわゆる「旅のしおり」です
A駅(9:00)⇒ 観光地B(10:00〜11:30)⇒ 昼食「Cホテル」(12:00〜13:30)⇒観光地D(14:00〜15:30)⇒A駅(16:00解散)
「行動」
「時間」
「1日の全体の流れ」
などがパッと見てわかるようになっています
「構造化支援」はこれらをもっと「支援が必要な人に合わせて詳細にカスタムしたもの」
これらの「パッと見てわかりやすいもの」が、
障害のあるなしに関係なく万人に通用するかと言われるとそうではありません
・文字よりも絵や写真で伝えてほしい
・リストに書いて、終わったらチェックする仕組みが必要
・その動作に集中できるように、他の情報が可能な限り入ってこない状況を作って欲しい
など、その人に合った環境を整えていくのが「構造化支援」です
構造化はさらに細かく分けていくことができるんですが、
それはまた次の機会に書きたいと思います
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました😊
また会う日まで⭐
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