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とんとん(心の折衷)

人生生きていれば
いろんなことがあることは
当たり前です。
嫌なことがあって
嬉しいことがある。

私たちは幸や不幸のなかにあって
この苦しみがいつまでも続いたり
この幸福は一生続くと思い込んだり
相反する気持ちを感じたりもします。

記憶の中で蓄えられた
このような自分の姿は
生きるが故に矛盾を生じるように感じ
不安を掻き立てるものにもなります。

心理学に、視野狭窄(しやきょうさく)といい
人間は危険や不安を感じると
視野が狭くなってしまう傾向があります。

人生はショートストーリーで観ると悲劇だが
ロングショットで見ると喜劇である。
と言ったのは喜劇王チャールズ・チャップリンです。

辛い時や不安な時は
ショートストーリーの渦中にあって
視野狭窄でわからなくても
長い人生をかえりみたときに
「あんなこともあったな」と
思えるようになれるのが
人生であるという意味に感じます。

(そこまで長く生きていないので
あくまで想像ですが・・・。)

人生って結局のところ
いいことも、悪いことも
トータルにすると
とんとん(折半)だと私は思っています。

ただ私たちは人間なので
その時はわからないと思います。
辛かったり、嬉しかったり
悲しみに包まれたり、喜びで狂喜したり
それが人間です。
一喜一憂しない人なんて
「聖人君子」くらいなものかもしれません。

辛くてたまらない時、
喜びで奢りたくなる時
上記のことが頭の隅にでもあるだけで
絶望に陥る自分を止められたり
驕り高ぶる自分をとめられる可能性は
あるのかもしれません。

命は両親から与えられ
また、子供に受け継がれていくのが
当たり前の流れです。
(私は子供はいませんからそこは詳しくわかりませんが・・・)

親が自分を守ってくれるのが
当たり前ではなく
また、自分の子供も
己の所有物ではありません。
自分の命だって
自分の思い通りにはいかないものです。

この不確かな世界で
何を頼りに生きるか?
果たして今を楽しんで、苦しんで
大丈夫なのか・・・?
たま〜に私も孤独感のような
不確かな不安定な暗〜い気持ちになったりもします。

それは生きている上で
しょうがない感情でもあります。
しかし、視野狭窄(視野が狭くなる)と
時に衝動性が顔を出してしまう時もあるかもしれません。だから注意です⚠️

だから、人生はチャップリンではありませんが
幸も不幸もとんとん(プラス、マイナス=0)
だと自分に言い聞かせています。

noteを書いていても、本を読んでも、誰かと話をしても果たしてこの世に真実はあるのかないのかいまだに定かではありません。
(わかったらノーベル賞ものです・・・)

だから今の時点でとんとんと思える時が
一番平安な時間だと思っています。

写真は両親からの頂き物です。

では、今回はここまで。

ありがとうございました。

おわり


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