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♯私の妊活バイブル②、『育卵』を目指して生活習慣の改善をスタート

前回は、私が妊活をする上で概要を把握するという点でとても役に立った本をご紹介させて頂きました。今回は、私が妊活を進める上で、より具体的に何をすればよいか参考にした本についてご紹介させて頂きます。


私が参考になった助産師さんの本

「妊活レッスン」(浅野和代・自由国民社)

  • 私が日々の妊活で何をすればよいのか、その具体的なことを教えてくれた本は「妊活レッスン」(浅野和代・自由国民社)になります。著者は、助産師で15年で4,000人の赤ちゃんを取り上げてきた経歴を持ちます。

  • 前回は元・卵子の培養士の方の本をご紹介をし、今回は助産師の方の本をご紹介することになるのですが、両者ともお医者さんではないのは偶然ではなく、私自身が「身体の根本を良くする」という考え方が好きなことが関係しているのだと思います。

  • 著者は、妊娠成立の一番のカギをに握るのは「質の良い卵子を3か月かけて育てること」、つまり「育卵」である、としています。その上で、それに必要な生活習慣、食事、マッサージ、ストレスの緩和など、生活改善について具体的に紹介されており、とても実践的な内容となっています。

  • つまり、前回ご紹介した『妊活に不妊治療はいらない』(仲宗根康・アチーブメント出版)と基本的な考え方は同じで、内容をもっと具体的にしたのが同書という位置づけになるかと思います。

  • 私は本に書かれていることを何度も読み直し、書かれていることを素直に実践してみました。女性の身体や妊娠のメカニズムについても解説されていて、それに合わせて日々の生活でとるべき具体的な生活習慣、行動様式が示されているため、説得力のある内容に感じたためです。

私が特に印象に残っていること

質のよい卵子とは?卵子のエイジングケア

「卵子の質」は「卵子の老化」に大きく関係しています。
そして「卵子の老化」は、最新の不妊治療を受けても限界があります。老化というと、年齢には逆らえないから仕方がないと思われるかもしれませんが、その老化をゆるやかにして現状を維持することは可能です。卵子の老化には、①活性酸素による酸化ストレスと、②過剰な糖摂取による糖化ストレスが大きく影響しているのをご存知でしょうか。

「妊活レッスン」(浅野和代・自由国民社)
  • 著者は、卵巣の中で卵子をしっかり育てること(=「育卵」と呼んでいます)を重視し、そのためには卵子の老化の原因となる要因をできるだけ取り除き、卵子を若返らせることはできないものの、老化を遅らせることを推奨しています。そして、それは、酸化ストレス、糖化ストレスを軽減するような食生活・生活習慣の改善とミトコンドリアの活性化が重要だとしています。

卵子を酸化ストレス、糖化ストレスから守る方法

  • 卵子を酸化ストレスと糖化ストレスから守り、卵子を「さびさせない」ための食事のポイントとして、著者は3つ挙げています。

①抗酸化作用のある食材を多く摂る
②酸化しやすい食材をなるべく摂らない
③活性化酸素を除去する食材を摂る

「妊活レッスン」(浅野和代・自由国民社)
  • 「①抗酸化作用のある食材」として、一番のおすすめとしてブロッコリー・スプラウト、続いてアボガド、その次にブロッコリーが勧められています。「②酸化しやすい食材」としては、市販されている揚げ物や、添加物、加工食品を極摂らないようにすることが勧められていて、惣菜やファーストフード、コンビニで売っているものは一部を除き避けた方が良いとされています。「③活性酸素を除去する食材を摂る」については、ブロッコリー・スプラウトがお勧めされています。

卵子のための正しい油選び

  • 品質の良い卵子を育てるのに、三大栄養素のうちの一つ、脂質(油)について「①摂り過ぎてはいけない」、「②種類を知る」、「③いい油を使う」のが大事だと著者は強調しています。

  • 油には「いい油」と「悪い油」があるとされます。「悪い油」として、古い油、酸化した油、大量生産された油、トランス脂肪酸を含む油脂が挙げられており、具体的には、惣菜、ファーストフード、買ったお弁当の揚げ物、揚げ菓子などは古い油で調理されることが多く酸化しやすいとされます。また、ショートニングやマーガリンは製造過程でトランス脂肪酸を多く含むため、それらを使ったお菓子やファーストフード、加工品、冷凍食品も身体に良くないとされます。

  • 逆に、「いい油」とは、化学溶媒を使ってないものをいい、オリーブオイルの中でも自然に絞ったものを低温製造したものが該当します。また、アマニ油は、不足がちな必須脂肪酸であるオメガ3形脂肪酸を多く含んでいるため、「いい油」に分類されます。

  • それでは、具体的に何の油を使用すれば良いかというと、調理にはオリーブ・オイルやバターを使い、青魚(イワシ、アジ、サバ、サンマ、マグロなど)を週2回以上は食べることとし、ドレッシングにはサラダ油を使わず、アマニ油がお勧めされています。

本の中の「育卵」情報の私の活用方法

  • 私は「妊活レッスン」(浅野和代・自由国民社)において「特に印象に残った点」として、「卵子に良い食材」と「いい油」について挙げましたが、著書の中にはこれ以外にも事細かに妊活によい情報が紹介されております。例えば、妊活に良い調味料、ミトコンドリアを活性化させるための栄養素、添加物を避けることの重要性、あとは生活習慣などなどです。

  • 私は、この本の中に紹介されている内容に沿って、普段の食事、生活習慣を徹底的に見直してみました。具体的には、推奨されている栄養素を含む食材を多く摂るようにし、避けるべき添加物を含まない調味料や油を探して、家の在庫を一新しました。スーパーに買い物に行っても、成分表を必ずチェックし、妊活に良くないとされる成分を含む商品は購入しないようにしました。生活習慣についても、早寝早起きの生活リズム、就寝前のスマホ閲覧を控え、極力ストレスを溜めないように心掛けました。

生活習慣改善についての私の感想

  • 妊活における生活習慣の見直しでは、特に食材関係の見直しの負担感が私にとっては大きかったです。一つの一つの製品の成分表を見て、ダメなものが入っていないかを細かくチェックする地道な作業が必要だったためです。

  • 私が実際に選んだ食材や調味料、油などの製品名・商品名については、追って整理して皆さんにご紹介したいと思っています。

まとめ

皆さんと一緒に考えたいこと

  • 今回は、私が取り組んだ生活習慣の見直しについて参考にした情報についてご紹介させて頂きました。記事を読んでいただき、ありがとうございました。

  • 私は、自分が「身体の根本を良くする」という考え方が好きなことから、「妊活レッスン」(浅野和代・自由国民社)の内容が心に響き、この内容をベースに自分で生活習慣の改善に努めました。

  • 皆さんは、妊活における生活習慣の改善のために何か取り組んでいらっしゃることはありますか?何かお勧めの本やサイトなど、役に立った情報などをご紹介いただけると嬉しく思います。

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