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久しぶりに鉄カブ

市内の印刷屋さんへ用足しに出かけた際、久しぶりに鉄カブをおひさまに当ててみました。

ガレージから後ろ向きに出す時も、片手で動く。
跨ってキック、インジェクションなので一発始動。
非力なのに軽快。
軽く誰も威圧しないエンジン音。
暖かい陽射しにゆっくり走る、そんな時間を一層穏やかにしてくれる。

やっぱり愉しい。
愉しい。
愉しい。

リヤブレーキを気持ち早めに踏んで、すかさずフロントブレーキを掛けるとピッチングが抑えられて減速する。
凸凹の多い田舎道をお散歩速度で走ると、これが快適で仕方ない。
ボトムリンクサスのおいしいところ。


出先のお寺さんの紅葉


真っ直ぐお山の麓まで

タイカブC110は快速で疲れなくて良いけれど、鉄カブはもっと日常を気楽にしてくれる感があります。
C110(JA56)に普段着の気楽さがあるとしたら、鉄カブは下駄と浴衣ほどの気楽さ。
後ろから近づく四輪車には先行してもらう。
道端の花や面白い工作物や紅葉に気付く方が幸せです。


シートに跨ったまま見る湧水

ストレスがそれなりにある仕事で、ロングツーリングや派手な遊びや激しいスポーツで消化したいこともあるけれど、日常の隙間時間にふらっとカブに跨って流してこれたら、オーバーフローはしないんじゃないかな。

ドラムブレーキとボトムリンクサスで踏ん張れるスピード感で過ごす日常生活を心掛けたいものです(笑)



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