岡崎凪紗/働くを楽にするトレーナー

2000年広島生まれ。コンディショニングトレーナー。 『働くをちょっと楽に』をコンセプ…

岡崎凪紗/働くを楽にするトレーナー

2000年広島生まれ。コンディショニングトレーナー。 『働くをちょっと楽に』をコンセプトに、地元で小さなコンディショニングジムを営んでいます。

最近の記事

痛みを感じなくなる瞬間

痛覚の消滅 辛いことに晒され続けると、ある時ふと、痛みを感じなくなる。 あるいは、痛みが鈍くなるということが起こる。 これは体のみならず、心にも言える。 外傷であれば、視覚情報によって痛いと感じることもできるけど、身体の中で起こっている異変には、自分も他人も気付けないことが多い。 ゆえに、一種の自衛本能として起こるこれが、却って、自分を傷つけてしまうことは往々にしてあるような気がしている。 音もなく壊れてゆく。 まさにそんな感じ。 消滅した痛覚と向き合ってみた

    • 『自分の仕事をつくる』を読み終えて

      読むに至った経緯 西村先生の作品を初めて拝読したのは、19の時。 待ち合わせまでの暇つぶしに立ち寄ったはじめての本屋で、普段見向きもしない文庫コーナーを隅々まで見ていたところ『いま、地方で生きるということ』というタイトルが目に留まった。 当時、進学で大阪に出ていた私は、迷っていた。 このまま大阪に住むのか広島に戻るのか。 主要な単位は取り切っていたため、どちらでも良かったが、借りていたアパートの更新が迫っていたこともあり、焦りで余計に決めかねていた。 そんな私に、

      • 大人になって聴く『世界に一つだけの花』

        呼吸の話 上手く息が吐けない一日だった。 ストレッチをしても、ブレスワークをしても改善せず、最終手段として雨の中散歩に出かけた。 ちなみに、呼吸というのは自律神経との関与が大きく、吸う行為は交感神経、吐く行為は副交感神経に関与している。 ゆえに、ストレス過多になると過呼吸になるし、緊張すると呼吸が荒くなる。(吸う例) 一方タバコを吸うと心が落ち着くというのも、吐くという行為が副交感神経を優位にさせるからだと言われている。(吐く例) 吐けないから歌ってみた 話を戻

        • 楽に生きられる仕事の追求

          トレーナーという仕事 トレーナーの仕事は「やる(実行)」のお手伝いだと思っている。 世間ではインストラクターと混同されがちだが、「トレーナー」という一種のアイデンティティを持つものとしては、明確な違いが存在する。 インストラクターは「教える」プロ。 トレーナーは「行う」プロ。 要するに「伴走」がトレーナーの仕事だと、私個人としては解釈している。 知っている・分かっているのと、やる(実行する)ことは全く違う。 その証拠に、私めなんかよりもよっぽどお身体の知識があるで

          悩むが答え

          最近思うこと 「悩む」 最近、それ自体がすでに答えなような気がしている。 新たなことに挑戦するため、この4月から時間の余白作りを始めた。 その頃からずっと、悩んでいることがある。 いや、正しくは、2年以上前から悩んでいることなのだが、昨年一年間は自分を忙しくして目を背けていたこと。 それが時間の余白ができた今、再燃しつつある。 悩んでて気づいたこと 時間が解決してくれる悩みであれば、忙しくしていればいい。 ただ、今回のようにそうでない問題の場合、忙しくして目

          言える強さと言わない強さ

          どっちが大切? 先日Threadsを流し読みしていたところ、こんな言葉に出会った。 当初、ほんとそうだよなぁ〜と読み流していたのだが、後日、ふとした瞬間に、いや待てよ真にそうか?と思う自分が現れた。 私にはない才 私には「何でも言いたいことを言える強さ」は残念ながら備わっていない。 だから同じ場所にそれができる人がいると、ヒヤヒヤして、言われる人の顔色ばかりうかがってしまう。 怒っていないだろうか。 傷ついていないだろうか。 不快に感じていないだろうか。 そんな

          やめたいと思ったときは

          やめたいと思ったら 私は直感で動く人間で、行動力には長けているように思う。 ただ、物事をやめたいと思った時だけは、一度立ち止まるようにしている。 辞めるか否か決める時、必ず自分にこう尋ねる。 「たいぎいのか?しんどいのか?」 たいぎいというのは広島弁で、面倒くさいとかだるいとか、だいたいそんなニュアンスの言葉だ。 面倒くさいでもだるいでもなく、かったるいというニュアンスを絶妙に捉えたなかなかいい言葉だなと思う。 少し話は逸れたが、とにかく、自分が辞めたいと感じて

          言葉にすることを始める

          きっかけ 「どんなに素晴らしいアイデアも言葉にしなければなにも考えていないのと同じ。」 先日参加したセミナーにて出会った言葉である。 お客様にご紹介頂き、なんだかわからぬまま参加した学びの場で、思いがけず今己に必要な言葉と出会うこととなった。 思った通りになる 人間というのはつくづく面白い。 己が欲しいと思うなにかがあると、アンテナが立ち不思議とそれに関する情報が流れ込んでくる。 そして導かれ、思考は必ず現実化する。 お商売をしていると、身をもってこれを感じる

          『もう明日が待っている』を読み終えて

          私と彼ら 彼らの解散から、七年の月日が過ぎた。 当時、私は16歳。高校一年生だった。 最も多感な頃、心の拠り所であった唯一無二の最推しを失った。 学校で居場所がなくなった日 部活の先輩からいじめられた日 第一志望不合格が告げられた日 苦しいことの多かった学生時代を支えてくれたのは彼らの楽曲であり、彼らの存在だった。 ライブに行けば次のライブまでもうちょっと生きてみようかと思えたし、憂鬱な月曜日も22時から楽しみがあったから我慢できた。 彼らの楽曲を聴いて枯れるまで

          『もう明日が待っている』を読み終えて

          『自分の中に毒を持て』を読み終えて

          まえがき 先日、仕事を依頼しているデザイナーの友人に、仕事に限らずやりたいと感じたことはすぐにやった方がいいと教わった。 どこかで聞いたような、何度も聞いたようなこの言葉が、今の私には深く突き刺さった。 振り返ればこの一年、娯楽に関しては仕事の二の次にしてしまっていたように思う。 仕事は人生の一部であって、仕事の為に生きないと決めていたはずなのに、娯楽は余力や時間が“余ればやるもの”に変わってしまっていた。 これではいかんと、翌日、ずっと見たいと思っていた映画を見に

          『自分の中に毒を持て』を読み終えて

          若者の悩みに触れて、なりたい何かは必要か考えてみた話

          子供の頃、将来は何になりたいの?と周りの大人に何度も問われた。 当時は、若き日の母が志していたCAになって、母の夢を継承したいと思っていた。 だが、英語を話すことに楽しさを全く見出せなかった私は、いつの間にか“なりたい”を失っていた。 進学先の大学を探す頃には、英語専攻ではない路を模索していたため、高校に上がる前後でCAという路は諦めていたように思う。 それから社会に出るまで、というか今も、この職業に就きたいと思ったことは一度もない。 目の前に落ちてくるものに持てる

          若者の悩みに触れて、なりたい何かは必要か考えてみた話

          働くとは生き様で、ここに確かに陰陽はあると感じた話

          先日、1泊2日で福岡を訪れた。 初日はHiHiJetsのアリーナツアー「BINGO」に参戦し、2日目は糸島のとあるコーヒーショップへ。 この旅で感じた「働く」ということについてのあれこれを、備忘録として記す。 ライブにて ここでは“陽”の働きについて思い巡らせた。 はじめて生で見る彼らのパフォーマンスに、猛烈な悔しさを感じた。 同じ年に生まれたはずなのに、同じだけ生きてきたはずなのに、あまりの人生の差に鋭い痛みを感じた。 地獄から天国を見上げているような、そんな

          働くとは生き様で、ここに確かに陰陽はあると感じた話