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ピルを辞めたきっかけは「植物療法」

ピルを飲み始めた時は、こんなに日常が快適に過ごせるのか…🥹と世界が見違えるようにクリアになった気がしたけれど、数ヶ月、一年…と飲み続けているとちょっとした違和感を感じるようになりました。
「ピルを飲み続けても根本改善にはなっていない」と気付き、見つけたのが植物療法でした。


1.ピル服用時の快適さ

超低容量ピルを飲み始めてすぐに体感したこと、それは肌が綺麗になったことと痩せたこと!
女性にはたまらない効果…😂😭

ホルモンが肌に与える影響は大きいので、生理前や妊娠中の肌荒れに悩む女性って多いですよね。
私の場合は、ピルを飲むことによって肌荒れを起こす波が立たなくなり、綺麗な肌を一定に保てたという感じでした。

そして、肌荒れと同じくらい悩む女性が多い『生理前の暴飲暴食』!
私もピルを飲むまではいくら食べてもお腹いっぱいになりませんけど😇?状態でしたが、ピルでホルモンが一定に保たれる=生理前の状態にならないということなので暴飲暴食をしたくなくなりました。
また、生理前に増えるホルモンの作用として、食べ物や飲み物を溜め込むスイッチが押されますが、そのスイッチも入らなくなったことで溜め込みにくくなり体重が落ち着いていったのだと思います。

もちろんピルを飲み始めた時は、生理痛もPMSもほとんど感じなくなって快適そのもの。
当時は仕事を精一杯頑張りたかった私なので、妊娠の心配もないことも安心の一つ。
これで自分の不調に振り回されず生活が出来る、仕事が出来る、といつもの日常を取り戻したのです。

2.感じ始めた違和感

あんなに毎日が快適になったのに、数ヶ月、一年とピルを飲み続けているうちに、PMSのような症状や生理前の下腹部痛のような痛みがまた気になるようになってきました。そして、どんどんと休薬期間中の出血が少なくなる。
ピルを飲んでいれば当然のことなのだけれど…

体に痛みや不調が蘇ってくると、頭の中に少しの不安が浮かぶようになってきました。
「体の自然なサイクルを止め続けて大丈夫なのかな?」と。
本来、体に備わっている機能をそっちのけにしてピルで無理矢理、安定を図ることへの違和感。
でも、辞める勇気が出ない。

3.ピルから溢れ出した不調

2年ほどピルを飲み続けた頃に、自律神経失調症を患いました。
頭痛、腹痛、寝起きは体がガチガチに固まって痛い。
心は不安や心配事でいっぱいで夜は眠れない。
心臓がバクバクしたり、息苦しくなったり…。

そこで罹った心療内科の先生に「ピルを飲んでると心が不安定になる人多いんだよ。婦人科の先生は言わないけどね。」と言われてキョトン。。
当時の私はピンとこなかったけれど、女性の体について学んだ今の私ならよくわかるこの仕組み。
女性ホルモンと自律神経の存在はとても密接なのです。

4.植物療法という選択肢

ピルで正常を保つことへの限界を感じていた私は、自律神経失調症の症状を病院で処方される睡眠導入剤や安定剤ではなく、出来るだけナチュラルなもので改善していきたいと思っていました。

インターネットで様々な改善方法を検索する中で知ったのが「自然療法」や「植物療法」。
不眠や不安感を改善するために、CBDを取り入れたり、ハーブを抽出したタンチュメール、サプリメントを試してみる日々。

ある日、いくつもの種類がある植物の中でセントジョーンズワートというハーブを見つけました。
自律神経失調症や軽度のうつ病、更年期症状、パニックなど精神的症状の緩和に優れているとの事。
今の私にピッタリかも!と少しの光が差し込んだけれど、まさかのピルとの併用は禁忌。。
これで少しでも安心して過ごせる日々が手に入るのなら試してみたいけれど、ただですらこんなツラい状態なのにピルを辞めたらもっと心身がおかしなことになるのではないかととっても悩みました。

何日も悩んだ結果、私はこれを期にピルに頼らない自然な状態の体が、どんなホルモンサイクルになっているのか?ちゃんと自力で生理を起こせる体なのか?ちゃんと向き合ってみようと思い、ピルを辞める決断をしました。

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